こんにちはニコニコこのブログを見に来ていただきありがとうございますピンクハート

 

今回のブログからチャイルドライフスペシャリスト(CLS)になるための最終段階であるインターンシップについて、具体的な応募過程や私の実体験を書いていきたいと思います。インターンシップとは何かについては以前の記事をご覧くださいキラキラこの記事ではインターンシップの応募過程について書いていきます。

 

●インターンシップ獲得までの流れ

 

インターンシップはAssociasion of Child Life Professionals (ACLP)で定められているものであり、応募締め切りや採用の有無の発表日も決まっています。Spring, Summer, Fallの3期それぞれで行われるのですが、詳しいスケジュールはACLPのホームページをご覧ください。

 

①書類審査

プラクティカムと同様、必要な書類を締め切りまでに病院へ送ります。病院によって多少の違いはありますが、

  • 履歴書
  • カバーレター
  • Common Application(ACLPのインターンシップ応募用書類)
  • 推薦状/Recommendation Form2~3通:教授、ボランティアのスーパーバイザー、プラクティカムアドバイザーなどからの推薦状が必要
  • 各種経験の証明書:ボランティアやプラクティカムの時間数や内容を記載した証明書
  • Eligible Assesment:ACLPの定める10個のクラスを修了しているという証明※
  • 成績表
※Eligible AssesmentはACLPのサイトにログインし、履修済みのクラスを登録します。成績証明書も送り、履修したクラスがACLPの定めるクラスの条件を満たしていると認められると承認されます。承認されたクラスの一覧がサイトに表示されるので、それを印刷して送ります。インターンシップ応募時/開始時までに全てのクラスを終えていないといけない場合がほとんどです。登録に$70くらいかかったと思います。登録時にしっかりとACLPの要件に合うようにクラスの説明を書かないと承認されないので注意です(再申請もできますが・・・)アセアセ
 
病院によって多少の違いはありますが、上記の書類が主に必要になります。病院によっては追加のエッセイや書類が必要だったりします。この書類の準備が大変で、最低でも1ヵ月前には書き始めるた方が良いと思います。教授やメンターなどに添削してもらいながら、ベストな書類を作成します。推薦状やボランティア・プラクティカム証明書など、他人にお願いしなくてはいけないものもあるので、しっかりとスケジュール立てて準備すると良いと思います。書類審査でしっかりとふるい落としがあるので、より良い書類を書けるようにします。ちなみに、私は10個くらいの病院に応募して、書類審査を通ったのは半数くらいでした。
 
私は書類を書く前に、応募する病院の一覧をExcelで作り、病院の住所、特徴、前提条件、必要書類などをまとめました。病院によって推薦状の枚数や必要な書類が微妙に違うのでリスト化するのがオススメです。
 
書類の準備は大変です。例えばCommon Applicationはプロフィールからエッセイまで全て含めると20ページ近くありますガーンただ、Common Applicationはどこの病院にも同じものを提出出来るので一度書いてしまえばOKです。大変なのはカバーレターで、自己アピールや志望動機などを1枚にまとめるのですが、カバーレターは各病院ごとに変えます。それぞれの病院の特徴をしっかりと理解して書きましたグッ応募する病院が多ければ多いほど大変になりますゲロー書類は書くのも大変ですが、印刷して封筒に詰めるのも大変です。間違えて図書館で両面印刷をしたときは、100枚以上の紙を無駄にしてしまい悲しくなりましたガーン病院ごとにリストを確認しながら必要書類を封筒に詰めて郵送します。それだけで結構な時間がかかるので、余裕を持って準備すると良いと思います。
 
1次面接
病院によって様々ですが、インターンシップの面接は2段階のことが多いです。2回面接がある場合は、だいたい1次面接は電話面接になります。プラクティカムの面接では長所や短所など自分自身について聞かれることが多いですが、インターンシップの面接では小児発達の理解を問うような質問や、プラクティカムでの経験を発達と結び付けて聞かれることが多いです。ケースクエスチョンのような質問をされることもあります。大抵5~10分程度だと思いますが、長いところでは30分ほどあります。面接が1回のみの場合は、ZOOMや直接病院に行っての面接、グループ面接のことが多いです。
 
2次面接
1次面接を通ると2次面接があります。2次面接の時点でかなり候補者は絞られているので、あと一歩の頑張りどころです星多くの場合、直接病院に行っての面接になります。ただし、遠い病院の場合はZOOMでの面接にしてくれることも多いですウインク1次面接よりも長い時間面接があります。聞かれる内容もより専門的な内容を聞かれます。
 
私は英語に自信がなく、面接に苦手意識がありました。なので、友人達とたくさん練習して挑みました!!先輩や教授から教えていただいた面接で聞かれた内容を元に、自分なりに回答を準備して何度も一人で話したり、友人と練習しました。面接に備えて、エリクソンやピアジェなどのチャイルドライフの世界では基本の発達のセオリーを覚えて、それぞれを発達段階を自分の経験したエピソードと結び付けて話せるようにしておきました。
 
③採用通知
そして、採用が決まるとOffer Dayという日に病院から電話で連絡が来ます。すぐに返事をしなくてもよくて、次の日に返事をするという形になっています。この日にオファーがもらえたら、自分にご褒美をあげてたくさんほめてあげましょうラブ
 
 
インターンシップを獲得するまでは本当にストレスフルです。書類の作成からたくさん考えることはありますが、応募締め切りから採用が決まるまでの間が本当にストレスフルでした。面接のお知らせが来る時期は病院によって違うので、書類で落とされたのか、まだ希望があるのかわからず毎日不安でいっぱいでしたタラー留学中に一番大変だったことかなぁと思います。でもその分、採用されたときの喜びは本当に大きいです!!
 
以上、最後までよんでいただきありがとうございました照れサラッと書いたのですが、質問やご意見がありましたら気軽にコメントお願い致します。また、Twitter(@Solachildlife)からのメッセージでも構いません。次の記事からは実際のインターンシップについて書いていきたいと思いますガーベラ
 
See youピンクハート