こんにちはガーベラこのブログを見に来ていただきありがとうございますニコニコ

 

前回の記事ではチャイルドライフ関連のボランティアにはどんなものがあるのかというお話をしました。今回の記事では、実際の私のボランティアの体験について書いていきたいと思いますウインク

 

●ボランティアをする方法

 

私は日本ではボランティアをしていなくて、アメリカへ行ってからボランティアをしました星日本でボランティアを出来るのであれば、日本でしてから渡米する方が色々とスムーズかと思いますルンルン

 

通常、アメリカの病院でチャイルドライフのボランティアをするためには、書類審査や面接などを通過しなくてはいけません。推薦状が必要な場合もあります。ボランティアに応募してから実際にボランティア出来るまで、数ヵ月かかります。私も近くのこども病院でボランティアをしようと考えていたのですが、1年目はなかなか余裕がなかったのと、同時期にプラクティカムも決まったために結局応募しませんでしたアセアセ

 

結局ボランティア経験がないとインターンシップの獲得が難しかったので、病院ボランティアをしたのですが、私はプラクティカム中に同じ病院でボランティアをしましたニコニコここからはアメリカで生き抜く&チャイルドライフには必要な「とりあえず聞いてみよう!行動しよう!」精神なのですが、プラクティカムが決まってすぐに、プラクティカムの教育担当者に同時期にチャイルドライフボランティアも出来ないか連絡をとりました。担当者からの返事は「Yes」でした。プラクティカムの生徒ということで、本来ボランティアをするために必要な申し込みや面接の過程は全て飛ばすことが出来ましたキラキラ

 

病院ボランティアの他に、グリーフキャンプのボランティアもしました。それもプラクティカムち中にしたのですが、これはホームページで探して、問い合わせをして参加させてもらいましたガーベラ

 

●ボランティアの実際

 

長くなってしまいそうなので、この記事ではチャイルドライフスペシャリスト(CLS)管理下のボランティアについて書いていきたいと思います!!

 

ボランティアをする前に、トレーニングがありました。講義+シャドーイング数回がありました。トレーニングでは、ボランティアの内容を聞いたり、注意する点や子ども達との関わり方を学びます。

 

実際のボランティアの内容は・・・

  • プレイルーム(遊び場)を開く
  • ベッドサイドで遊びの提供
  • おもちゃの清掃
がメインになります。ボランティア開始時にチャイルドライフアシスタントと連絡をとり、その日のこども達の情報を共有します。その後、プレイルームの準備をしてオープンします。プレイルームは基本的にはボランティアのみがいる状況です。プレイルームを開いたら、プレイルームに来れる子ども達の病室を回って声をかけますニコニコ病室から出られない子には、後で個別で遊びに行ったり、おもちゃを届けたりしますガーベラ
 
プレイルームでは誰が何をして遊んだかを記録しつつ、子どもたちと遊びます。一緒に遊んだり、遊びを提供して子ども達だけで遊んでもらったりと、状況に応じてサポートします。プラクティカム中だったので、チャイルドライフの視点を持ちつつボランティアが出来たのは良かったなと思いますキラキラ
 
プレイルームに誰も来ない、ベッドサイドで遊ぶ予定もない時もあります。そんなときは、おもちゃを消毒したり、プレイルームを装飾したり、制作の例を作ったりしていました。これもとっても大切な仕事で、安心・安全にプレイルームを使う&子ども達がプレイルームで楽しく遊ぶために必要ですニコニコ
 
チャイルドライフボランティアという名前ですが、CLSと関わる時間は意外となく、プレイルームでの遊びを通して、CLSをサポートするという形でした。
 
●ボランティアの思い出
 
ここで、ボランティア中に、私が「やった!!」と思ったエピソードを書かせて下さいグッ
 
ある日の午前中、私はTeenZoneという10代以上のこども達が集まるプレイルームでボランティアをしていました。1人の女の子が入ってきて、椅子に座ってケータイをいじり始めました。中学3年生くらいの子で、入院患者さんのお姉ちゃんでした。プレイルームには色んなゲームがあるのですが、ずーっとケータイをいじっていました。「何かしたいことある?」とプレイルーム内のゲームを紹介しつつ声をかけました。女の子は「うーん、大丈夫」言って、またケータイをいじっていました。
 
私は、彼女から少し離れたところに座って、彼女の様子を観察していました。プレイルーム内では院内番組を流していて、1人の小さな患者さんが音楽に合わせてダンスしていました。それを見た彼女が、微笑んでいました。「ダンスとか音楽好きなの?」と問うと、「私はバレリーナだし、歌も大好き。」と話してくれて、そこから、彼女の好きな歌手について話してくれましたニコニコ私は洋楽はサッパリなのですが、彼女に教えてもらいつつ、話がまぁまぁ盛り上がりました星少し仲良くなれたころ、彼女が「将来は子どもが好きだから子どもと関わることか、歌を作ったりするのも好きだから歌手になりたいんだ」と話してくれましたピンクハートそれを聞いて、院内スタジオは誰でも遊びに行けることを伝えると、「えー、恥ずかしいな・・・」とあまり乗り気ではありませんでしたショボーン
 
そのあと、彼女はプレイルーム内にあったギターを手に取り、彼女の好きな歌を私に教えてくれるような形で歌い始めましたキラキラすごーいと拍手すると、色々な歌を歌ってくれて、最終的には彼女のオリジナルソングも歌ってくれました。プレイルームが閉まるまで、彼女はずっと歌っていました。
 
その日の午後、私は違うプレイルームにいました。そこで子ども達と院内テレビを見ていました。院内番組もそろそろ終わりという頃・・・なんと!さっきのあの女の子が、院内テレビに出ていたのですキラキラギターを持って、彼女のオリジナルソングを堂々と弾き語りしていましたウインクその出来事が嬉しすぎて、自分のボランティアシフトが終わるとすぐに、院内スタジオのCLSの元へ行きました!!彼女は、午前中TeenZoneで歌ったことが楽しくて、勇気を出してスタジオに来てくれたようでしたニヤリ
 
ただなんとなく、ずーっとケータイを見て過ごすより、きっと彼女にとって有意義な時間を過ごすことのお手伝いができたんじゃないかなと思いました。彼女との距離の詰め方や、声かけの方法なんかはCLSの知識と技術をフル活用しました。こうやって、学んだことを活かしつつ、子ども達と関わることが出来たので、ボランティアをして良かったなと思いました星
 
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございましたウインクグリーフキャンプのボランティアについては、また次の記事で書こうと思いますニコニコ
 
質問やご意見等がありましたら、気軽にコメントお願いしますラブラブ
 
See youピンクハート