2日目は気温が27度まで上がった事もありプライベート船着場で水泳などなど。


お呼ばれで来ている他のカップルに遊んでもらう長男。帽子の男性は物理化学者で現在は高校で数学の教員をしている。聞けばウィニペグ在住はご近所さんであった。


話は変わる時が、そういえば私の高校の担任も数学科で東大理科二類卒の先生であった。優秀でも先生になる人の性格は観てわかる。子供の面倒が非常に上手だ。私の先生の一人娘も優秀で東北大学で学んでいたが、女子学生寮にいる間に津波の被害を受ける不運に見舞われた。


友人が長男を観てくれている間に小振りのスモールマウスバスを吊り上げた。まだ小さいのですぐに流してあげる。


友人の運転で湖を回遊。こういったことは日本でも出来るのであろうが、自然を観たり体験したりする事に重点を置いた楽しみはカナダらしいと私は思う。船上での酒やパーティーは厳禁である。北国のカナダの慣習は割合厳しく、真面目な人達が多い。友人家のように白人富裕層家族になると尚更である。


友人の叔父さんの別荘前には自家用ヘリが設置してある。お金持ちの商売は意外なものが多い。何しろ大金持ちの皆さんは生活必需需要をビジネスにしている場合が常である。この場合は融雪砂の元締めさん。


実はこの湖は国が管理する自然公園の中にあるのだが、湖畔の住民自治会がルールなどを決めており、昔ながらの村社会である。観光客は少ない。屋形船でも作って最近改装が完了したホテルの観光客向けに商売でもすれば儲かりそうであるが。。


プライベート桟橋の先から打ち上げ花火を30発打ち上げ友人の誕生日を祝った。写真真ん中の点はお月様。昔の人はこの月を愛でる会を十三夜、十五夜。。。と何しろありがたがったそうだ。ゆっくりと波の音や傍を流れる渓流の音を聞きながら月を皆んなで鑑賞し週末の終わりを味わった。



翌朝帰宅。

針葉樹を中心とした原生林のエリアは背の高いもみの木や松の木が一面に広がる。左手に見える三菱のプラグインハイブリッドカーは原油高でカナダでの中古車価格が高騰し、十年落ちでも200万円以上の高価格で取引されている。

人の手が加わり紅葉樹が見える。左手は白樺やポプラ。こんなに真っ平で真っ直ぐなのに最高速度は100キロ。。。大変眠くなる。

さらに街に近づくとすっかり農地ばかりである。ここマニトバ州で取れる小麦は品質が良く、日本のパンや小麦粉、蕎麦の合わせ等に使われている。日本の商社も幾つか事務所を構えるがビジネスが上手く動いているため駐在は少ない。

北アメリカ大陸の東西の中心地を表す旗。🇨🇦