こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。

ゆかりんと呼ばれております。

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子どもが登校しぶり、不登校の始まりで学校に電話連絡をするって親にとって嫌なものの１つですよね。

朝の欠席連絡も嫌ですが、、、。

後でかかってくる担任からの電話に対して億劫になる。

自分の精神衛生上、あえて出ないという方法もありますがね。

ちなみに、長男が今週いっぱい休むということを月曜の朝伝えたら、事務の方が、

「えっ」

と一瞬びっくりされていた。

「体調不良ではないで～す」

と返した私です。

「えっ」って何？って思ったけど(笑)

そりゃ体調不良以外で週の初めにいきなり今週全部休みますって言われることないか…(^^;

おっとっと、話がそれた。

最近は二男も休みがちで、本人は、

「ずっと行かないというわけではない」

と言いつつも、週１～２登校…なんだかな～とは思っています。

どんどん休むようになると、より行きづらくなるんじゃない？

とも思いますけど。

かといって無理やり行かせるつもりもない私は今のところ様子を見ています。

先日、担任との電話で長男の頃とはちがう自分に気づきました。

担任からの質問にこう返したんです。

担任「どうしたんでしょう？」

私「どうしたんでしょうねぇ？」

質問を質問で返しました(笑)

だって、コレ！って分かるものがないから。

二男が言っていた細かいことはその後伝えましたがね。

不登校の原因って年数たっても分からないことが多いのもある。

いやぁこう言えるようになった自分がおもしろい。

成長したかな。

全然モヤモヤしなかった。

でね、分からないものは分からないって言っていいはずなんです。

もしもそれが言えないのであれば、私はそう言うことで、

“何が起こりそうなんだろう？”

“どう思われそうなんだろう？”

と考えます。

そこが引っかかっていて言えないということなんです。

これは私の話ですが、以前ね、長男の担任が

「何があったんでしょうねぇ？」

といった時、イラっとしたと同時に、

“分からなくてごめんなさい、すみません”

って申し訳なく思いました。

できていないことを突かれた感覚。

それは、細かいことは省略しますが、

『母親は子どものことを分かっているべきだ・把握しているべきだ』

という私の地雷を、自分で踏んでいたことだと気づきました。

先生はただ質問しただけなのに、

「母親なのに、子どものことも分からないの？」

と言われているような気がして、情けない。

親としての無力感を感じました。

分かってあげられなくて悲しい、悔しいみたいな気持ちもありました。

一瞬イラっとしましたが、そのイライラしている自分に気づき、

“あ～私は、今子どものこと分かってないって言われてるような気がしたんだな”

って思い直せて、担任にぶつけることはなくすみました。

いつもはイラっとした後、よーく考えてみるとこうだったと気づく感じ。

でも、この時は話しているときにハッと自分で気づけました。

自分で自分のこころの声を聴く習慣がついていたからかなと思います。

電話や訪問などが嫌な理由は、

親として分からないことを目の当たりにする、無力感を感じる、先生をがっかりさせているように感じる、申し訳なく感じるなど

親の価値観を揺るがしているからっていうのもあるんでしょうね。

だったらその価値観に気づくのもありかもしれないですね。

ま、それでも嫌なものは嫌だけど。

でね、

「うちの子はこういう子だから…」

って言いきる親御さんっていますよね。

私もそう言ってきたことあるから自戒を込めて言いますけど…。

一見、子どものこと何でもよく分かってる風。

でも、ほんとにそうかな？

長いこと一緒にいるからこそ、分かったつもりになっていることってありませんか？

親だからといって、子どものこと全部分かるわけないんです。

家で過ごしている子どもの姿、先生に対する子どもの姿、友だちに対する子どもの姿って全部違うはず。

自分も子どもの頃、親に見せていない姿ってあったはずです。

「子どものことを全部分かってる！」

って断言できちゃう親の方が怖い。

自分の見ていない面の子どもを見つけた時、うろたえるか信じられないだろうね。

不登校の姿って…そのものかもしれないね。

だからあえて言いたい。

子どものこと、全部は分からない。

まずはそこを認めることから始めよう。

良い悪いではない、自分の知らない子どもの姿が『ある』のだと。

とはいえね、じゃあ分からないから勝手にしてというわけではないよ。

自分が知っている面だけの子どもではないことを頭に入れつつ、この子は学校ではどんな風に感じているのだろう、何に困っているのだろう？と考えることは大切だと思っています。

家で親ができることは、子どもの話をジャッジせず「聞く」こと、話してもらえるような信頼関係を築くことだと思う。

長男が話してくれるから、１週間休むといったことも怖いとか思わないんです。

二男との違いよ…。

ってことで二男との関係を反省しつつここからだなと思っています。

そこでね、学校での子どもの様子を知るのはやはり担任の先生。

学校との連絡は億劫な部分はあるけども、そういった面を聞けることでは味方になるんじゃないかな？

先生との相性もあるとは思うけど、

「私も分からないんです。

　だから、一緒に考えていきたいです。

　家ではこんな風に言ってました…何かいい方法はないですかね」

みたいに学校も味方につけるつもりで。

一緒に子どもにとっていい方法をフラットに考えていけたらいいなと思います。

何かヒントが得られたらいいよね。

ただね、『解決すること』より、『子どもを知ること』を目的としてね。

解決することに重きを置くと、ハッキリしないことにイライラしてくるからね。

だからかな～。

現在、二男の担任との電話は私的には嫌なものではなくなってきています。

先生の方は解決を求めてたらハッキリしなくて嫌かもしれないけどねー(笑)

薮内（やぶうち）ゆかり

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