こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。

ゆかりんと呼ばれております。

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我が子の寝かしつけで、トントンするなんて最後にしたのはいつだっただろうか。

保育の仕事で、子どもたちの昼寝の寝かしつけをするんですね。

いわゆる“トントンする”

胸や背中をトントンするというよりかは、さすってる方が多いんだけど。

仕事中はスマホなんて触れないし、一緒に横になることもあんまりない。

余裕があるからかいつ寝てもいいよーっていうゆったりした気持ちでさすっています。

で、思ったんだよね。

いつからだろう…我が子にトントンしなくなったのは。って。

厳密にいえば、寝る前の時間にスマホとか触らず子に向かう時間を私はどれだけとってるだろうか？って自分を振り返ってみた。

…とっても短いと思った。

ながらでやってることが多かった。

我が子たちと一緒に寝るときは、子どもに構えば構うほど寝なくなった。

寝たふりしたら私まで寝ちゃうし。

私は、子が寝た後起きていたいとき自分が寝ないようにスマホをみるようになった。

そしたら子どもたちは意外と早く勝手に寝ていったから。

そのパターンが増えていったと思う。

寝てから…って我慢できなくて触ってたなーその方が早く寝るからって。

恥ずかしながら日中相手してるから夜くらい私に好きなことやらせてよ、いいでしょって思ってた部分もあった。

横にいるだけで十分でしょ、なぁんて。

でもね、それくらい私も疲弊はしてたんだよね…自分の時間はそのスマホ時間しかないと思ってた。

子どもが寝たあとのゆっくりした時間を死守したくて。

早く寝てほしくてたまらなかった。

夕方〜寝るまでのゴールデンタイム（笑）

当時まだ３兄弟が小さい頃は、この時間はわたしゃ座れない時間と思ってた。

苦しかった。

その時間がくるのが憂鬱だった。

ほぼ立ちながらいろいろやった。

やっと座れたと思ったら誰かが何かをこぼしたり、トイレってなったりで一つのことに集中できることもなく。

味噌汁もご飯も自分のは冷めていったもんなぁ。

自分もお腹減ってどんどんイライラもしてくの。

「いいかげん座ってご飯食べさせてよ！」

って怒ったこともあった。

しんどかったなぁって思い出す。

今振り返れば大変だったよねーって思う。

もういろいろギリギリだった

まぁそんな私も今では夕方時間どんだけ忙しかろうが疲れたら座れます。寝ることもします（笑）

無理ってときは夫に買ってきてーと甘える術も身につけました。

当時は私の思い込みもあったけど、忙しくいる方法しか知らなかったんだよね。

(自分で自分を疲れさせてたともいう)

最近の話に戻ります。

子どもらと別々で寝るようになってから、寝る前儀式のように何度もハグしにくるうちの小学生たち。

カワイイんだこれが。

一緒に寝なくなったら寂しいんだろね。

自分たちの部屋で寝たい!!と一番声をあげていた二男が何度もハグしに来ます。

でね、寂しいならとたまたま通っていた幼稚園の先生がしていたマッサージを見よう見まねでしてあげよっかって寝るときになりました。

あえてスキンシップのつもりで、スマホは一切構わず二男三男の体をそれぞれマッサージ。(長男先寝てた笑)

そのあと、園で子どもらにしているようにさすったんです。

なんかね、手があったかかった。

手だけじゃなかった。

なんかすごく泣きそうになった。

あぁいつぶりだろう。

寝ていく我が子を愛おしく感じたのは。

ごめん

って思いと

思い出させてくれてありがとう

って思いと。

混じって泣きそうだった。

そういや看護の看の上側は手という漢字で、手ってすごいんだよ(語彙力笑)ってことを学んだ気がする

保育中、母でない私の手でも目がとろけていく子どもたち。

それがお母さんだったら尚更嬉しいよね。

雪遊びしたせいもあったかもだけど、我が子たちはすんなり寝ていきました。

母って、母の手ってすごいなって今更だけど感じました。

どれだけ怒っても、嫌いだと思っても、困らされても。

私達母の手って、子どもに対してすごいパワーを持っている。

そして子どももそういうのがあるだけでも愛されている、自分はここにいていいって思うんじゃないかな。

スキンシップもコーチングでいう承認のひとつ。

ちっぽけなことかもしれないけど、大事なこと。

子を想い、子に向けた寝かしつけの時間、とてもいい時間でした。

早く寝てってそういや思わなかったな。

マッサージやさすった体に、あぁおっきくなったなって成長を感じたし、いつか嫌がられるようになるまではしてあげたいなとも思った一晩の出来事でした。

明日またきっと怒ってしまうけど、それでもいい。

１回でもいいじゃない。

続けられるともっといいけど、こういう時間を持てたことがまず貴重で“私が”やってよかったと思う。

ちょっとおセンチ気分な夜でした。

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