せっかくの劇団四季なのに雨ですよ。これは悲しいです。これは残念です。朝は雪も降っていましたけど公演が中止にならなくてよかったです。

アラジンはやはり人気ですね。今年でブロードウェイ上映10周年ですし、日本では来年で10周年です。ですが、いまだにチケットが取りにくいですね。今日も満席での公演でした。平日のマチネやソワレでもチケットがよく売れていて、やはりまだ続きそうなのですね。

道口瑞之;道口さんの舞台はすごいですね。最後見てから3年ぶりですが、スカーの時とはまた別ですが、ジーニーになりきっていますね。スカーとして見てからも一年半以上ぶりです。最後見たのは2022年のゴールデンウィークなのです。でもとてもすごい。さすが道口さんジーニーは観客を笑わせようとするようなショーマンですね。そんちさんの子供ぷりとはまた別で、大人らしく振る舞いながら笑わせるヒューモア的なタイプです。声が自由自在に変えて、次どのようにテンポを変えるかわからない、笑わせ方が予想つかない。セクシー感や気合もあり、笑わせる方法にいろいろ種類がありました。僕も笑いが止まりませんでした。ピザの場面や、出身地を言う場面やジーニーのルールを説明する場面など大笑いでした。最初はアラジンとの関係性が心配でしたが、見事こなせています。気合を入れアラジンを説得して、関係性を強めようとしたり、ジャスミンと結ばせようとするのに気合を入れながら心強かったです。歌もゴーザスに歌い上げ、とても上品です。声が高いから聞きやすいですね。フレンドライクミーの高音が圧巻です。あれはすごかった。ジーニーになるためにオフマイクでもセリフを入れていた。今日一番良かったと思いました。

立崇なおと:なおとさんのアラジンはとにかく可愛んですよね。以前よりも声は強くなったのかな。でも相手に好かれやすい感じなのです。歌は上品で歌い上げていました。歌いながらアラジンぽさを意識しながら、演じられていました。アニメ版のアラジンに似ているけどまだ慣れるまでは時間がかかるかな。やはり他のアラジンの俳優に比べ、実力が少し低いかな。歌は歌い、ホールニューワールドのロートゥーンはよかったです。ジャスミンを他の世界に連れていく感じで、竹内さんも楽しそうでした。竹内さんもなおとさんに踊らされたり、甘えたりしていました。けど演技が1番の問題かな。他のアラジンよリモ新鮮な感じがないのか、わざといろいろ声を変えたりしていました。それは表現よくできるのならいいけど、場面を崩してしまうのならやめた方がいいかな。歌はよかった。

竹内華:竹内さんブラボー。無敵かも。褒めすぎかな。とにかくすごい良かったです。最初見た時からジャスミン感満載で脅かさせる。実力がすごいというか、ミュージカルにすごい興味があることも伝わります。この間はジャスミンの頑固ぽさが加えより、生意気なジャスミンの部分の加えられ、次はどう改善していくのか気になると、アラジンとの関係性が強くなりました。アラジンとの愛は最初からすごい良かったけど、アラジンと楽しく懐いていたのか、一緒にいて嬉しい気持ちがもっと伝わりました。竹内さんは他のジャスミンよりも優しさで人を煽てる、親切なお姉さんぽい感じですね。登場した場面では、自分の人生にうんざりしているのに、怒るというか自分から自由が欲しいと説得するように、穏やかで綺麗な心が輝いてました。やはり優しい雰囲気が竹内ジャスミンの演技の魅力でしょうね。表情からも可愛く、周りに好かれる理由もわかります。歌なのですが、高音が達成しやすくなった気がしました。でも前と同様で歌も素晴らしいです。竹内さんは発音力がいいので、言葉がとても聞き取りやすい。ですから彼女の綺麗な歌声やそれで広げられる感情力がより伝わりやすいです。行こうよどこまでも、ではなおとさんの真似をするくらい、幸せそうでした。ここまでこなせるとは思いませんでした。優しいだけではなく、つつくような面白く楽しい性格です。確かにアニメのジャスミンとは異なりますが、より竹内さんらしさのプリンセスになっており、プリンセスでいるうんざり感なども、演技や歌で広げられる優しい感覚も特別性があるように感じます。

牧野公昭:一番好きなジャファーですね。牧野さん悪役をやらせると、とてもうまい。大きな声を出せるし、悪いことをする悪に溢れている、けど計画に関係ない相手には、ギリギリまで、計画がバレないのに、カモフラージュをしているような、素晴らしい演技力。悪いといいと声でテンポが違い、だからこせ、悪役として素晴らしい。王様の前での、正義感や丁寧感がもう笑えるぐらい、実際の性格とは異なっています。アラジンもギリギリまで気づかないぐらい、スマートで面白いジャファーですね。イアーゴとのやりとりも面白くて、悪意を笑いに変えている。歌からしても、ジャファーそのもの。まだ全然行けそうです。次はどの役に挑戦するのかな。スカーかな。

町田兼一;大袈裟で、頭の中がイカれてしまったいる町田イアーゴの性格が目立つ。出てきた瞬間からパニックになていて、息が無くなりそうでした。歌でもそのような間抜けた個性が見たいです。普通に歌うよりも、役に合わせて欲しいかな。でも今日はいつもよりもイカれていない。笑える場面もそれほど多くなかったです。なぜかな。疲れているのかも。ちゃんと休んでください。

川村 英;カシームの中では一番見ていて面白いです。他のカシームのような深い声は確かにないけど、心は負けないぐらい燃えていました。簡単に言えばヤンキーですね。アブダチのリーダーで、男ぽい心で、物事に突進する元気があるような、普通ではないタフなカシームです。特にアラジンと仲がいいか、彼のことをいつも気にかけるような、とても思いやりがあり、悪くないカシームです。男ぷりの心が燃えながら、感情表現がうまい川村さんでしたよ。あと表情がいい。萌えるように気合いのある感じでも表情は自然でとて豊富。次はまた別の役で見てもいいかな。ただこちらも普通に歌うよりも、役に合わせて欲しいかな。ただカシームはソロがあまりないので、聞き逃した部分などもありました。

山下啓太:シンバよりはこっちの方が似合うかな。協力的で、とても忠実なオマールでしたよ。アラジンとカシームが喧嘩した時に、アドバイサーぽさを出して、全力で綾ませようとしていました。それほど、頼りになる性格でしたね。歌も綺麗に歌えていました。バブカック、オマール、アラジン、カシームでの綺麗な美声が素敵でした。

白瀬英典:白瀬さんより面白いバブカップになりましたね。シェフルイのおかげかな。メンバーの中で一気に一番テンションがある方に変わっていました。以前は優しくて、結構新鮮な感じでしたが今日も、元気を盛り上げる感じで、いろいろ笑いも聞こえた。食べ物の名前を聞いた時のテンションがよりパワフルになりました。もう食べ物の名前を聞けば弾けるほどです。歌でも演技でもとてもいろんなものに熱心で表現を表していました。まだ優しさに溢れているバブカップなのですが、それ以上に面白くなった。

吉谷昭雄:娘が好きなお父さんでしたね。演技力が他の王様と比べて大袈裟ではないですが、その分言葉に忠実にするように気をつけているのかな。とにかくジャスミンと懐いたり、かわかったり、とても仲がいい家族でした。歌もより良さが増えてきましたね。歌いながら、ジャスミンの結婚を発表する時の元気、どこから来たのか気になるけど、見ていて楽しんでました。

酒井康樹;役が変われば、これほど変わるのかな。とても正義感が強いラズールでした。ガストンの時はもっと落ち着いていたけど、ラズールではアラジンを捕まえるのが役目のように、掴まれるのに全力を尽くしてました。

アラジンもこれから通いそうですが、当分はもう行きませんがちょこちょこと行ければいいと思っています。竹内さんもジャスミンのまた見れたらいいな。

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