題は「夏の終わり‥‥青春」。まだサーフィンボードなどなかった時代、夏になれば波乗りと潜りだった。夏の香り、風の匂い、しょっぱい水、風で夏の訪れを感じ、風で秋の到来を感じる、すべてが青春の思い出だ。
この絵の女性、彼方を眺め、足の運びが如何にも一日を終わった感じのする足取りだ。うつむく男性、なびく髪の毛もいかにも一日の終わりを感じる姿だ。
これはネットで拾ったサーフィンの写真だが、全体の美しさというより、この二人の佇まいがいかにも自分の青春時代の姿を思い出すようで気に入った。
但し、ネットでの写真とは構図を変えている。