「 100年に一人の逸材 とスカウトの熱意 」 | 孤舟の多事雑感ブログ
 
 
野球の話しです
 
菊池雄星投手は
2019年に
西武ライオンズからメジャーリーグのシアトル・マリナーズに入団しました。
ちょうど
イチロー選手が現役引退を表明した年ですね。

2019年の成績は6勝11敗で終了しました。

メジャー初年度ですので、負け数が多いのですが
奪三振は116個を獲得していますので、ポテンシャルは高いと評価され
本年の活躍が大いに期待されています。
 

菊池雄星投手が高校生の時は
花巻東高校で甲子園に出場しています
 
 

 
 
甲子園で
155キロの速球を投げた高校生は
菊池雄星選手が最初です。
怪物と騒がれ、大層 話題になりました。
 

184cm、90kgの恵まれた体躯もあり
プロで2、3年教育したら、その後は20勝投手になる逸材だとプロのスカウトは見ていました。
 
 

実は
中学時代から菊池雄星選手を見ていたドジャースの日本担当スカウト・小島圭市氏がいました。
  (昔、巨人でも投げていた元プロ野球選手です)
 

小島氏は
ドジャースの日本担当スカウトとして
これ迄に、石井一久、黒田博樹、斎藤 隆などの日本選手をドジャースに入団させています。
 
これらの選手は
ドジャースでもよく活躍しましたので
小島氏自身
ドジャースから信頼の厚いスカウトです。
 

小島氏は
菊池雄星の重い速球に魅力を感じ、花巻詣でを続けていました。
 
 
何としても
菊池雄星をメジャーに連れて行きたい、一方の菊池雄星もメジャーに行きたいと希望を述べていました。
 
 
しかし
卒業後は
最終的には西武ライオンズに入団しました。
 
花巻東高校の佐々木洋監督は
菊池雄星を50年に1人の選手だ、と彼を評していました。
 
 
 
小島圭市氏は
菊池雄星が西武ライオンズに入団した事により、花巻詣ではもう終わりだなと、東京の自宅に戻りました。
 
 
 
菊池雄星が卒業した2010年に
入れ替わりで大谷翔平が花巻東高校に入学してきました。
 

 
 
 
大谷翔平は
地元岩手県の代表として甲子園で活躍する菊池雄星に憧れ、同じ花巻東高校に入学したのです。
 
 
入学時に190cmあるひょろっとした少年です。
身長がまだ伸びているという。
  ( 現在公表は193cm )
 
びっくりしたのは
野球部監督の佐々木洋監督です。
 

並外れた運動神経と身体の柔らかさ
足の速さ、バットスイングの速さと飛距離
投げれば球が速すぎる
何を取っても大変な逸材です。
 
 
佐々木監督は
大谷翔平が1年生の内は投手をやらせずに
打者として身体を作り、骨の成長が落ち着いたら、二年生から投手をやらせようと計画したようです。
 
 
50年に1人の選手( 菊池雄星 )  が卒業して
それ以上の選手( 大谷翔平 )  が入学してくるのか?
佐々木監督の衝撃は、察するに余りあります。
 
 
東京に戻っていたドジャースのスカウト小島氏は
佐々木監督から
「面白い生徒が入部してきた、一度見ておいた方がいいと思うよ」

と、連絡を受け、なんだろう?と
花巻東高校に向かいました。
 
 
小島スカウトは
大谷翔平をひと目みて思わず目を見開き、とんでもなく驚愕したという。
 
 

 
 
こんな選手が日本から出てくるのか?
 
 
メジャーの卵が、すぐそこにいる。
 
 
小島氏は
大谷翔平を見て直ぐ
ドジャーススカウト部に連絡を入れた。
まだ、1年生だが大変な選手がいる。
3年間、様子を見守ると。
 
 
 
普通
こんな、高校1年球児の話しをドジャース球団に連絡はしない。
 
 
花巻詣でが終わったと思った小島氏だったが、この日から再び花巻東高校詣でが始まった。
 
 


花巻東高校の練習試合も地区大会も、東北大会も、甲子園大会も
いつも小島氏は大谷翔平を見守っていた。
 
 
卒業にあたり
大谷翔平が、当初メジャーに行きたいと
発言したのは
 
 
怪我の時も、試合の時もいつも見守ってくれた小島氏の影響がある。
 
 
実際、大谷翔平も発言している。
 
「 他のスカウトさんは、大事な試合、公式戦しか観戦に来ないが、小島さんは、僕が試合に出ない時も、怪我で休んでいる時もいつも花巻にいました 」
 
 
小島氏にとっては、嬉しい言葉ですね。
小島氏の熱意が大谷翔平まで届いていたわけですから。
 
日ハム・栗山監督が
「 大谷翔平育成プログラム 」 を提示して
三年で大谷翔平を一流に育ててみせると
豪語しなければ
 
 
大谷翔平は
ドジャースに入団していたという。
 
大谷翔平が日ハムに入団したあと
 
2013年に
小島氏はドジャースを退団した
 
 
2018年に
大谷翔平は
日ハムから、L.A エンゼルスに入団し、新人王を獲得して、二刀流の片鱗をまざまざと、メジャ-リーグ・ファンに見せつけました。
 
怪我の手術もありましたが
2020年は、すべて完調 しているようです。
投打にわたる大谷翔平選手の活躍が楽しみです
 
  to next ❗️
 
 
 
参考
◎石田雄太氏 「 大谷翔平を獲れなかったのは、日本球界にも残念だった 」
                         ー  日刊スポーツ