枯れ果てて

霜寒々 だけど落葉で木々の向こうがよく見えて

武尊山 白根山 雪をかぶり 朝日に輝く美しさ

ひっそり地味に暮らしていても かたわらに

輝く美しさ

東京へ行くと 狭い場所の駐車にも気を遣う

店先のパンジーにほっとして

孫が赤い落ち葉 黄色い落ち葉がきれいと送ってくれた

やさしい孫の気持ちが嬉しい 

田舎に夜帰ると 家のいちいの葉をカモシカが食べている

毛がもくもくで太っている 大きな目をして可愛いけど

びっくり 農舎の方へ逃げて行ったけど ここは動物園

小鳥もいっぱいいて 静かだけど にぎやか

みんなと一緒に生きている感じ 枯れ果てるなか

いちいの木の緑の葉とその種が小鳥には おいしいらしい

境界にいちいを植え 数はある

田舎では老婆が朝日に向かって手を合わせたり

お地蔵さんにお祈りをしている  願ったり 祈ったり

できると世界が広がる 霜の降りた坂道を朝 買い物に

でかけ おまんじゅう チョコ など甘いものも買う

寒いからカロリーのあるものを食べたくなる

一昨日 東京に向かう朝 栗の木に きつつき(アカゲラ)が

虫を食べていた 窓から覗くと人の目を恐れるらしく

木の向こうに隠れた チャーハンとネギうどんを作った

お昼は白菜の漬物を刻んで食べよう 静かな暮らしに

感謝して