本日の試聴 04 - Sore, Soar, Soir

*試聴用の簡易マスタリングファイルです。完成版とは異なります。

この曲のリズム録音は昨年10月、EXTRUDERSさんの蔵+ツバメスタジオ出張録音+LAGITAGIDA河野君ベース&ルロウズ、Praha Departの淳平さんドラムでおこないました。
ガットギターと管楽器をツバメスタジオで、ボーカルコーラスギター鍵盤のオーバーダビングを私の自宅で、はやしいとさんのコーラスはいつもの練習スタジオにMac Bookを持ち込んでおこないました。

これは2013年8月、都内某スタジオでのリハ時の写真。河野君の髪がまだ長いです。


淳平さんの金物コレクションの一部、波々シンバル(落として歪んじゃったとかではなく元々こういう形です)


この曲も吉田ヨウヘイgroupホーン隊と齋藤久美子さんにフルート、ファゴット、オーボエ、サックスなど入れていただいています。写真は浅草橋ツバメスタジオにて、昨年11月。


この曲はAメロとサビ部分の境界が判然とせずなだれ込んで行く感じが気に入っているのですが、リズム隊のみなさんに練習中「サビの頭はどこですか?ここじゃないんですか」と口々に聞かれることとなりました。(管楽器隊が入ってくる所がサビの頭です)。

ルーツと言われるような、アイルランドの伝統音楽~ブルースから発展していったロックやポップソングは、8を基準とした小節数の曲が多いです。8小節ごとという決まりは、元はご近所さんがパブやら広場やらに楽器を持ち寄って、演者がアレンジを加えながらセッションを楽しんだり、一緒に歌ったりといった際に必要な枠組み、共通の前提であったろうと思います(コード進行が何パターンかでだいたい決まっているのも同様)。

ルミナスオレンジの場合はセッションで曲作りをしないので、だいたいメロディやフレーズによって小節数が決まります。8小節では詰め込んだ感じになる場合は9小節や10小節に、間延びする場合は6小節とか7小節になります。1つのフレーズが3小節単位x4回繰り返して、余韻のために1小節足すとかそういうのもあります。
このイレギュラー小節数(イレギュラー拍)は、クラシック音楽からの影響と、あとはジョン・レノンの影響が多分にありますが、インタビューなどでビートルズの影響を挙げてもだいたいスルーされます…

ニューアルバム「Soar, Kiss The Moon」8月中旬先行発売。ご予約受付中です。


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