スポーツ障害として一番多い足関節捻挫(足首の捻挫)について、これから複数回に分けてまとめてみようと思います。

 

 

{EDC63661-37CB-493D-A982-1924EDF184DA}

 

 

 

 

 

まずは

「捻挫の定義」です

 

「関節に生理的可動域を超えた運動が強制されて起こる靭帯損傷で解剖学的乱れ(骨折/脱臼)のないもの」とされています。

 

捻挫とは骨折や脱臼がない靭帯損傷のことを言います。

 

次に「捻挫の問題点」をまとめてみます

 

⑴医療機関を受診せず、適切な治療を受けない例が多い

 

※時間が経ってから、なかなか痛みが引かないなどと言われる方も多く見られます。

 

⑵捻挫後に足関節は不安定になり、再発率が非常に高い

 

※一度捻挫を経験して、しっかり治療をしないと靭帯が緩んでしまいます。

 

⑶痛み、不安定感、可動域制限などの後遺症に悩まされる

 

※あとから出る後遺症で悩まされる方も多いのです。

 

⑷競技復帰できたとしても、スポーツパフォーマンスの低下の原因となり続ける

 

※スポーツ選手は特に、要注意です!!

捻挫だからと放置しているとあとで痛い目にあいます。

 

たかが捻挫だからと、適切な治療をしないと痛い足をかばって身体のバランスを崩し、膝痛や腰痛などの思わぬ余病を併発することもあります。

 

まずは、適切な治療を受けましょう!!

 

足関節捻挫②へ続きます。