ガールズでミラノ突撃！
ほとんどの母達がそうであるように、リオさんが産まれてこの１年３か月、ワタクシのライフスタイルも大きく変わりました。
一日のスケジュールはリオさんを中心にして組み立てられます。
必然的に、”ゆっくりと美味しい物を食べる”や”楽しくお買い物をする”などという、ワタクシが愛して止まないアクティビティには縁遠くなってゆくのです。
が、ひょんなことに、Odieがリオさんを連れて出かけることに。
それも週末中ずっと。
えええ、ワタクシ、リオさんとそんなに長く離ればなれなんて耐えられない！！
一体どうしてくれるの！！
そんな落ち込む（怒る）ワタクシのもとに、天使が舞い降りてきました
それはリオさんとたった２５日違いのボーイを持つワタクシの友。
”たまにはベビなしでパーッと女の旅に出かけない？”
ということで。
ミラーーーーーーーーーン！！！
来てしまいました！チューリッヒから電車に揺られて約４時間半。
美食とショッピングの町、ミラーーーーーノ
着いて早々まずお茶。
このゆるさがガールズトリップのいいところ！ガツガツしない、優雅なスタート
ワタクシ達、いつも子連れで無理やりお茶しますが、そりゃ心休まるものではありません。
テーブルクロスを引っ張らんばかりの子達を必死にあやしながら、コーヒーを流し込む日常
ああ、、、至福の時間。。。！
濃厚カプチーノを必要以上の時間をかけて堪能したしたあと。
”ねえ、ちょっとプ○ダに寄らない？”
そうです！！ ベビ（特にリオさんのようなワンパクボーイ）を連れて有名ブランド店に入るなんて、自殺行為。
そもそも、エントランスに階段がある時点で「ベビーカーおことわり」のお店の意思を感じます。
ワタクシ、もう長いことブランドものショッピングには無縁でございました。
が、このプ○ダ詣でを皮切りに買い物熱が一気にヒートアップした、ママ２名
勢いでそのままブランドストリートへ！
ああ、この気兼ねなくお店を覗いていける自由さ。
好きなだけお店に留まれる幸せ。
まるで学生に戻ったかのようにはしゃぐ我々。
気付けば、時１９時！！
実は我々、ミラノ行きのチケットを購入した時から念入りにリサーチしてきたことがございます。
それは美食
そもそもガールズトリップがイタリアに決まったのは、美味しい物が食べたかったから。
我々が厳選に厳選を重ね、選び抜いたレストランに突撃！
Restaurant Baia Chia
レストラン バイア キア
怪しげな装飾品が目立つ、とてもカジュアルなこのレストラン。
メニューを手渡されるママ２人。
全神経を集中させて、全力で注文すべきアイテムを思案します。
その真剣さ、もはやビジネスミーティング。
”前菜のこれとこれは外せないでしょ”
”パスタのカラスミは決まってるでしょ。でもこのカツオの炙り焼きも気になる。。そしてセコンドは、、！”
”ぎゃーーー！イタリアン海鮮鍋みたいなのもある！”
”ちょっと待って、冷静になって （２人同時）”
そしてビジネスミーティングに結論が出ていざ注文。
英語全く通じません。
一瞬固まる我々。
”前菜の盛り合わせの内容が知りたいんだけど。。”
取り合えず適当に
「ケ コーサ？（これ何？）」とか聞いてみる。
するとメニューを指差し、これとこれとこれは含まれている、、というようなことを説明をするおばちゃん。
「ボッタルガ？（カラスミは？）」
「ノー」
なるほど。でもどうやら前菜の盛り合わせはとっても充実しているよう。
ムリヤリ注文を続ける。
「ウノ。アンティパストミスト！」
「ウノ。ボッタルガ！（カラスミのカナッペ）」
「ウノ。スパゲッティー ボッタルガ！」（どんだけカラスミづくし）
そして日本語で書かれているセコンドの「カツオの炙り焼き」も頼もうとメニュー名を指差したら
「Si, トンノ （ok、マグロね）」
「は？？トンノ（鮪）？」
食いしん坊のワタクシ、イタリア語話せないけど、食材の名前はかなり知っています。
トンノ＝マグロ
違うだろ～～！！ワタクシ達が食べたいのはカツオよ！！
どうやら日本語メニューの訳が間違っていたようです。
でもカツオをイタリア語でなんていうかどうしても分からず
「ジャポネーゼ。ノン、トンノ。（日本語では鮪となってないよ）」と取りあえずいってみた。
「あ、そーう。」
はい。会話続かず（笑）
トンノは頼まず、取り合えず前菜とパスタと、軽めに注文したは我々のテーブルにきたのは。
どどーーーーん！
うわ～～～、スイスではお目にかかれない、ムール貝が豊作！！
って、ワタクシ達が頼んだのは「前菜の盛り合わせ」よ！とっても魅惑的な一品だけど、注文してなくってよ！
おばさん、また来る。
どうやら、このムール貝達、「前菜の盛り合わせの一部」とか。
まじっすか！！！
そして続々と「前菜の盛り合わせ」に含まれる一品が登場。
ホタテのパン粉焼き！貝柱はいい感じに半生
添えられるは、軽く揚げられたシバエビ！
ぷっりぷりのエビサラダ～～！
贅沢にカラスミがまぶされてます！
なんとこの３品が「前菜の盛り合わせ」だというから驚き。
これで一人１５ユーロです。スイスだったらムール貝だけで軽く15ユーロ越えるわ！
カラスミのスパゲッティを頼んだというのに、「カラスミのブルスケッタ」がど～～しても気になって注文。
こんな贅沢に、カラスミのスライスが運ばれてきてしまいました！ひえ～～。
こうして、あっという間に賑やかになった我々のテーブル。
美味しい物を食べると会話も弾みますよね
（逆に美味しくないと沈黙します。←メーワク）
味わい、堪能しながら、エンドレスに尽きないガールズチャットを楽しみました。
もう前菜だけで十分お腹いっぱいだった我々ですが
やはり当初のお目当てを食べないわけに行きません。
スパゲッティ ボッタルガ～～～～！
見てください！このタラコスパゲッティばりに、ふんだんに絡められた黄金のカラスミを！
こんなのチューリッヒではぜーーーったい食べれないわ！
この前チューリッヒでボッタルガの名がつくパスタを注文したら、カラスミの粉がお皿の回りにかかってるだけだったわよ！！
あああ、これが本場、ほんまもん～～～。（涙）
イタリア、万歳！！カンターレ！！(意味不明）
感動しまくりのイタリアンディナーでした。
ところで、このレストラン、恐らく家族経営です。
我々を担当してくれたおばちゃんと、もう８０過ぎくらいのお婆ちゃんがちゃきちゃきとホールを回っています。
キッチンでは男の人が腕を奮ってます。
そんな中、20代前半と思われる輝くウェイター君が！
なんと美青年！ワタクシ達、前菜が並んだところで記念写真をお願いすべく、彼に
「プオ スカッタルミ ウナ フォト（写真を撮ってください）」とお願いしました。
すると、「こう？」とか言って、自分の方にカメラを向けるじゃないですか！
「ノーノー
あ、いえイエス、イエス！（むしろ大歓迎）」が、さすがに自分撮りはせず、我々の写真をパチリと撮ってくれた彼。
しかし、そこはガールズトリップ！
レストランを後にする時
「ポッソ フォトグラファーレ？（写真を撮らせてください）」
と言ってみたところ。
「ええ？僕！？？？」と大げさに驚き、
横で食事してるお客さん（恐らく常連さん、食事中だし）を振り向かせ
「いや～～、写真撮らせてなんて言われちゃったよ～～」的な発言をし
しっかりとポーズを取ってくれました。
「メール？メール？」とか言いながらお店のカード出してきましたけど。って代表メールじゃーん。
これぞガールズトリップの醍醐味。
人妻なので、写真撮るくらいで盛り上がらせてください。
私達、好みが一緒なんだよねー。オリカンとか藤真とか。。（独り言）
出会ったのがお互い結婚後で良かったわ
夜のドォーーモも雰囲気よし
我々の宿はドォーーモすぐ。観光にめちゃ便利
ツインの部屋がなかったので、女２人ダブルで寝たわよ！
女同士は、寝返りも全く響かないし、すごいゆとりだったわ。
２人とも朝まで爆睡でございました。
これがOdieだったら、隣にクジラがいるのかと思うような寝返りを打たれて、必ず起こされます。
さて、ガールズトリップ２日目の帰路は、やはりガールズならでは珍道中！
そのエピソードは次回にします～～。
イケメンウェイターに会いたい方 ミラノで美味しいイタリアンを食べたい方はBaia Chiaへどーぞー
http://www.ristorantesardobaiachia.it/
いつも有難うございます！
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