▽こちらの続きです

『待ち侘びていた乾杯！とぽんこつ記録』付き合った当初からふたりが気になっていたビアパブがあるカレがクラフトビアを好きになったきっかけのビアのフラッグショップ気になるところはいつもふたりで行くのだけ…

ameblo.jp

別で帰りますLINEをして

コンビニ付近を離れた私

時刻の掲示板周りに向かいながら

コンビニの方を見やると

ちょうど階段を上がって到着したところで

スマホ画面を見ながらも

周りを見渡しているカレの姿が

私も勢いで頭に来ているもんだから　←

カレを遠目にどこに行けばよいのか

頭が回っていない

カレからの電話

何を話したか分からないけれど

話しながら私はホームへ降りていた

乗れる電車に乗ろうとしていた

ちょうど目の前がいつも乗り込む

指定車両の位置だった

カレと話していたら

「そのままいて」

そしてカレも到着

ふたりでいつものように着席

「もぅお前はぁ」

頭を両手でくしゃくしゃされる

私は

「だってなんで行き先教えてくれないの？

私分かんなくなっちゃうんだよ？

いつもいつも待ち合わせの時も、まさみち

私を見つけたらさっさと歩き始めるし、

どこを目指していいのかいつも分かんないし」

そぅ、私極度の方向音痴と

ここで書いたことあるのだけど

おそらく発達障害を持っているのだと思う

なんとなく思っていて診てもらうまでしなくとも

実は持っている人は多いと聞く

私は昔から自分のいる場所との

位置関係がさっぱり分からなくて

立ち往生してしまうことが多くて

駅前の地図の看板から20分くらい

動けなくなることも頻繁

その怖さが重なって

ぼろぼろ涙が出てきて

子どものように言い訳をしながら

まさみちを責めた

「なんで…なんでいつも…

怖いよ。

わたし、よく分からないよ」

もぅアルコールも回って

ワケがわからない

「大丈夫。大丈夫だから。そういう時は、

なんでまさみち来てくれないの？！って怒ればいい。俺は直ぐにゆこがいる所に行くから。いつもまさみちここに来いって言いな」

カレは両手を私の頭から顔に降ろして

両頬を掴んで優しく接吻してきた

ぽろぽろ涙をこぼしながら

子どものようにくしゃくしゃな泣き顔の

私は、そこで一瞬大人しくなる

そしてまたことばを発する…

「大丈夫。大丈夫だから」

カレは頭をなでなでし続けて

私の言う滅茶苦茶なことに

一々深く頷きながら

また柔らかい口づけをしてくる

何度かそれを繰り返すうちに

私も落ち着いてきた

そして急に買ってきた袋に手を伸ばし

「はい」

と、カレに缶を渡す

乾杯していつも通りに戻った

でもカレがなんだかたまらなくなった感じで

私のボトムのウエスト部分から

手を入れてきていじってきたり…

そうかと思ったら

また顔を押さえてちゅうをしてくる

カレの父性だか何かが刺激されたのか

私のことをいたたまれない何かに

感じた様子

私はされるがままにいた

後半は飲みながら

いつものようにたわいない話しながら

私の降りる駅の一つ手前でカレは降り立つ

ホームに降りたカレをパシャリして

発車まで見送られるお決まりパターン

次の駅で

私がホームに降りたタイミングで

カレからのコール

その頃は泣いていたことが

なかったかのように

ケロッとしていた私だけど

翌日LINEを見返したら

カレからボケ！の嵐

この一連を書き出していて

自分の身勝手さに改めて呆れるわ🤦‍♀️

腹立つ先は

あんた自身だろが

まさみちいつもありがとう