最近の雨ってなんでこんなに激しいのばっかなんだろ。
沖縄とかではもともと強い雨って多いと思うけど、
関東も沖縄化してきてんのかな?



さて、昨日のブログに書きましたが、今日はシールドについて
少しだけ掘り下げて書こうと思います。


昨日も書いたけどこの「シールド」、いわゆる楽器とアンプ類を繋ぐ「ケーブル」のこと。
このシールドも実はたくさんの種類が存在します。






ちなみに僕がここ数年愛用しているのは「モンスターケーブル」
というメーカー。



これは3メートルのモデルかな。
ちなみにこいつは「モンスターベース」っていう、
よりベースなど、低温楽器向けに作られたシリーズです。

これはライブはもちろん、レコーディングでも使用したりもしていました。


モンスターはケーブル部分がとにかく頑丈でタフ。
音質も帯域にばらつきが少なくて、
レンジが広くて綺麗にまとまってる印象。
高音部分を弱冠控えめに抑えているんだけど、
それも逆にスマートにベースが聴こえる要因に一役買っているポイントです。
変にガリガリいわない音っていうかね。

そのお陰か、ピックで弾いても変に飛び出た音にはならないし、
しっかりと低音部分からベースの存在感を示してくれるケーブル。
って僕は解釈してます(笑)。

あと、こいつに関しては、個人的に長く愛用していることもあり、
僕の中で「基準」になっている音質というか、
マイ・スタンダード・キャラクターなるシールドです。

最近、ジャック部分が故障してしまったので、
機材に詳しい友達にジャックを付け替えてもらいました♪

モンスターのシールドは全てオリジナルのジャックが最初から装備してありますが、
今回は新たに「スイッチクラフト」っていう、
ジャック界では最も有名であろうジャックに付け替えてもらいました。

それでも相変わらずこれぞ「モンスター」っていう
素晴らしい音質は健在。
直ってうれしいなー。



…って、ここまで書いてきたけどきっとわからない人には
相当マニアックな話にしか聞こえないんだろうなあ(苦笑)。
今日のブログはこっから先もわりにこんな感じで進んでいきます(笑)。
悪しからず。





そしてそんな親切な友人からほぼタダ同然で
「モガミ」っていうメーカーのケーブルを使ったシールドを作ってもらいました。



つるっとしたケーブル部分で、絡みにくそうな印象。
ジャックは先述した「スイッチクラフト」で作ってもらいました。
この友人、ハンダづけなんかもお手の物で、
シールド作りは趣味みたいなものみたいです。
うーん、そんな友達に出会えて感謝!
ありがたいです(涙)。


話を「モガミ」ケーブルに戻すと、いざ実際に使ってみて、ビックリ。

いつも愛用してるマイベースのSadowsky NYCのベースに繋いで
音質を確かめてみたんだけど、
最初は「ちょっとだけ硬めの音質だな」って印象。

まああとは余計な低音が出てないな、とかわりにそんぐらいの
素朴な印象だったんだけど、
ピックで弾いた瞬間、ビックリしたね。
鳥肌がたったよ(笑)。
大袈裟かな。

「モガミ」製のシールドの特長とも言える太い中音域が、
ピックで弾くことによって見事に気持ちいいところでマッチするんだよ。

端的に言うならば、
まさに「ロック」なゴリゴリしたベース音が出せるんだよね。
ピック弾きベーシストには、まさにたまんないだろうなっていう音質。
「モンスター」が広いレンジ感の中で低音部からベースを聴かせてくれるのに比べて、
この「モガミ」は、聴きやすい中音域からワイルドに鳴ってきてくれる、
そんなキャラクターのケーブルでした。
思わずLUNA SEAを弾きたくなったよ(笑)。
思いきりストラップ下げてね(笑)。

友人いわく、敢えて欠点を挙げるとするならば、
ケーブル部分の強度がそんなに良くないらしく、
断線したりとか、長持ちを期待できないケーブルだそう。
まあその分、コストパフォーマンスは高いみたいです。




そんで最後に紹介するのは、多分世界で一番有名な「ベルデン」のケーブル。



こいつは最近、ネットで購入しました。
5メートルで、ジャックはスイッチクラフト。
ハンダはカナレかな。


こいつに関しては、まあとにかく安定感を感じました。

音自体にはこう、特別な個性があるわけじゃないんだけど、
レンジの広さもそこそこ、
「モンスター」や「モガミ」のように特別ここの帯域って部分で抜けてくる音質というよりは、
ギターやドラムの音とうまく調和して馴染むような、そんな印象。

だから具体的に前にガツンと出てくる音像じゃないんだけど、
クセがなくてスマートな音と言うか、上品な感じ。
無口な感じっていうか(笑)。



あとは友人いわく、こいつに関してはケーブル部分がとにかく丈夫で、
断線などのトラブルは滅多にないそう。
なんだかんだで、そんなところもここのシールドの魅力なんだろうな。


と、ここまで長々とちょっぴりマニアックなブログになってしまいましたが(笑)、
最後まで読んでくれた方々、ホントにありがとうございます!


ケーブル一本、なんのもんじゃいと思いがちですが、
実際は音質に大きな影響を与える代物。
プロのミュージシャンがそんなことにも気遣いながら「いい音」を追及しています。



このブログが皆さんも人生に役立つかはどうかはわかりませんが(笑)、
こんな世界もあるんだと知ってもらえれば幸いです。




さて、明日からもうちょい普通のブログ書こー(笑)。




裕地


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