2016年8月6日は
「リオデジャネイロ五輪の開幕日」と 「広島原爆投下日」
リオデジャネイロ五輪の開会式で5日、 71年前に広島に原爆が投下された 日本時間6日午前8時15分にあたる時間帯に、 日系移民をテーマにした演出が登場した。
日本国旗をモチーフにした衣装を 身につけたダンサーが、 今では130万人となった日系移民の希望や苦難を表現。
日本人サンバダンサー、工藤めぐみさんも華を添えた。
演出した映画監督、フェルナンド・メイレレス氏は
「世界中に戦争と平和について考える時間にしたい」
と演出に込められたメッセージを説明した。
メイレレス氏は当初、 会場全体で黙祷をささげることを計画したが、 国際オリンピック委員会(IOC)が「政治的な行動にあたる」として却下。
黙祷とは違う形で、平和への誓いを表現する手段に変更することにした。
これからも伝え続けなきゃいけない。
過ちを繰り返さないためにも。