入院10日目、今後の話し合いで遂に、わたしがブチギレたはなし
病院からの帰り、ひとり車のハンドルを握った瞬間また涙があふれてきた。
そして、
わたしが悲しかった理由がわかった。
小さなわたしを膝に抱き、毎晩絵本を読んでくれたお母さんはどこへ行ったの?
目の前に映る、滑稽なほどに幼稚で、骸骨のような老婆はいったい誰??
あぁ、
そっか。
わたしもまた、母のありのままの姿を受け入れられずにいるんだな。
思い通りにいかずに駄々をこねる母と同じく
心中は乱れている。
だから、それをストレートに表現し見せつけてくる母にいらだつ。
わたしは、こんなに我慢してるのに、おまえも我慢しろ!!
(母はいつでもわたしのシャドウです。)
母の「生きること」に投げやりな発言や態度、
酒に溺れて自暴自棄になる心の弱さを受け止めきれずにいる。
死にたいほどのこの世への絶望感に恐怖すら感じる。
だけどさ、お母さん。
わたしは、やっぱり
暖かくて
優しくて
輝きに満ちたこの世界が好き。
お母さんのこの世への絶望や拒絶を全て飲み込む強さは、わたしにはないし、
そんな負の世界や感情をまるごと全否定してるわけじゃないんだけど、
それでも
わたしは光を信じて生きていく。
人の愛や優しさを感じて生きていく。
今は祈ることしか出来ないけど。
どうか、いつか伝わりますように。
お母さんも本当はそこにいるんだよってこと。
幸せに生きれるんだよ。
みんなに愛されてる。優しくされてる。
安心して、怖がらなくて大丈夫。
最後少しでも、生きてて良かったって思って欲しい。
わたしのエゴだけど。