私は今全脳照射を受けているため、肺や肝臓に対する治療は一旦お休み中。

ハラヴェン、ナベルビンで大ダメージを受けた(と私は思っている)肝臓を休ませるにはいい機会だと思っているけれど、一方では無治療のこの間に悪化するのでは?という不安もないわけではない。

肝機能の低下なのか、便が白っぽかったり、肝臓の辺りが張ってごはんがあまり食べられなかったり、すごく疲れやすくて、シャワー浴びては横になり、院内のコンビニまで行くのに帰り道ヘロヘロになるし、放射線照射も車イスで連れていってもらっている。


今週の月曜日は、とてもいい天気で、

それまでごはんを食べるとすぐに圧迫感を感じていた肝臓も腫れが引いたのか、なんだかスッキリ!

それまで出なかったお通じもでたし、ごはんもきちんと食べられたし、本当に朝から晴れやかな気持ちだった。

友達の力が肝臓の腫瘍を融かしてくれてるんじゃないか、肝臓はきっとこのまま良くなっていくんだ!と本気で信じられるくらい、朝から本当に気持ちがすっきりしていた。


その日の夕方。
ベッドでタオルを頭からかぶって横になっていると、ガザガサ...と横で物音が...

夫だった。

聞けば、主治医から呼ばれて、話をしてきたところらしい。
いい話ではなかったのは、夫の表情から伺える。


入院してから脳以外の検査はしてないので、結果を受けてどうこうとか、今後の治療方針を話し合うとか、そういう具体的な話は出なかったらしい。


じゃあ、わざわざ家族を呼び出したのはなぜ?


「体調のいい時を逃さないで、家に帰れるときは帰って過ごす時間を作った方がいい」

ということだった。


今は調子がいいかもしれないけれど、この状態がいつまで続くのか、いつ突然悪くなるのか、が先生たちの間でも読めない状況らしい。

要するに、今が一番いい状況で、今後はこれ以上の体調に戻ることはないということ...?


落ちた体力も、放射線治療が終わったら、少しずつ回復して、家のことだってまた少しはできるんじゃないかと思っていた。

ヘロヘロになりながらも、保育園にお迎えに行って、息子と手を繋いで帰ってくるのだと思っていた。

あの日行けなかったディズニーにだって、何とか行くんだ、と思ってたのに...


この2ヶ月、特に倒れてからの1ヶ月の展開が目まぐるしすぎて、自分のことなのに、頭が、気持ちが、追い付いていかない。


とりあえず、今週末は外出して、家に帰ることになりました。
今週大丈夫だったら、来週は外泊で。


医者の言うことは、あくまでも医学的根拠や過去の経験値に基づくもの。
人の力は未知だし、想像を超えてものすごい威力を発揮してくれるはず!
友達パワーは毎日毎日私の中でいい変化をもたらしてくれると信じて、まだまだ頑張ります!!!