昨日まで
なんと5回!!にわたって、
中2(13歳)の男の子をお持ちのママさんからの
次のご相談にお答えしております
《中2の息子の
勉強方法や時間の使い方にヤ
個人塾で、中2の7月から
英語と数学を週に1回ずつ1時間、見て
でも、思ったより点数が伸びてないのです。
中2の
それぞれ4点、5点位です。
私が期待しすぎ
息子のテスト前の勉強を振り返ると
テスト範囲を最後まで終わらせずに、
テストの日を迎えてしまった
この問題はテストに出ると言われている問題も
自分では解ける
または途中まではわかった
といった具合です。
点数は5教科平均点にギリギリ届くか、届かないか
というところです。
こういった点は
本人がもっと点数に
見守るしかないのでしょうか?》
昨日までの大きなポイントは、
次の4点です
① 「勉強・学習は”お子さん”の課題である」。
② 今、お子さんが「勉強不十分」であるとしたら、
その大きな理由として考えられるのは
お子さんの「学習意欲が十分に高まっていないから」。
③ お母様が「テストの点数を気にすることをやめる」ことにより、
お子さんが”学習”を楽しむスタートラインに立てる。
④ お母様がお子さんの「成長を喜ぶこと」が
お子さんにとって、自信をもって”学習”することにつながること。
↓《昨日までの記事はこちらです》
①中2の息子さんの「勉強方法」や「時間の使い方」に悩むママから、ご相談をいただきました!
②第2話:中2の息子さんの「勉強方法」や「時間の使い方」に悩むママから、ご相談をいただきました!
③第3話:中2の息子さんの「勉強方法」や「時間の使い方」に悩むママから、ご相談をいただきました!
第4話:中2の息子さんの「勉強方法」や「時間の使い方」に悩むママから、ご相談をいただきました!
④第5話:中2の息子さんの「勉強方法」や「時間の使い方」に悩むママから、ご相談をいただきました!
そして、
昨日の記事の最後にお話しした通り、
”学習”や”テスト勉強”において
お子さんご自身に
今後自分ががんばることを
具体的に決めてもらうことは
とても効果的です
今日は
このご相談のお答えの最終回としたいと思いますが、
この「自分で決める」という作業は
お子さんの”学習力”を上げる上で
最後にどうしてもお伝えしたい
とても重要なポイントです
では、なぜ「自分で決める」ことが大切なのでしょうか
それは、
人間が主体的に物事に向き合うときに
最も脳のはたらきが活発になる
という特徴があるからです
お子さんが
日々の”学習”についても、
”テスト前の勉強”においても、
自分で
「これを、ここまで、こんなふうにやろう!」
という目指すゴールを決めると、
まずお子さんの脳自体が
そのゴールに向かって
主体的に動き出そうとするのですね
このご相談へのお答えの中で
以前にもブログ記事の中でお伝えした通り、
お子さんが
”学習”を自分事としてとらえたときが
最高の”学習力”の伸ばし時です
そうであるにもかかわらず、
たとえば
学校の先生が
「数学はここまでできるようになろう」とか
お母様がお子さんに
「英語は問題集のここまでは完璧にしよう」
とかいうように
お子さんの”学習”の目標を決めてしまうと
その時点で、
お子さんにとって
”学習”の目標は
自分事であるはずなのに、
一気に思考回路が停止し、
「他人事」になってしまうのです
「他人事」であればこそ、
そこに主体的な”学習”はありません。
そこにあるのは
我慢して行う”勉強”です。
ぜひ、お子さんには
”学習”について、
お子さん自身で目標を決めてもらい、
その目標をぜひ言葉にしてもらってください
この「言葉にする」という作業も
とても重要です
「言葉にした思考」は
より強く脳にインプットされ、
その実現に向かって
より強い気持ちで動こうとするのが、人間の習性だからです
お子さんが大切であるからこそ、
テスト前の「勉強方法」や「時間の使い方」が気になる
というお母様のお気持ちは
とてもよくわかります
でも、だからこそ、
これまでお話ししてきた通り、
お子さんご自身が
主体的に”学習”に取り組める環境を
整えていただくことが
お子さんの”学習力”を伸ばす最強の方法であり、
のちのち、
お子さんの「勉強方法」や「時間の使い方」を
より質の高いものにしていくことにつながると
私は考えています
そこまでいきつくには、
もちろんそれなりの時間が必要です。
”テスト勉強”や日常の”学習”をがんばっても、
それが点数に結びつくまでには
少なくとも数か月は必要です
でも、まだ中学2年生。
焦らずじっくりゆっくりと
お母様がお子さんに
最大の信頼をもって見守ること
ぜひひとつの実験だと思って
お母様のお子さんへのご教育に役立てていただけますと
大変うれしく思います
今日も読んでくださり、
ありがとうございました!
よい夜をお過ごしくださいませ