私の読書遍歴 ~最初に漫画ありき | YUKARI /紫がたりのブログ

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みなさん、こんばんは。

この4番目の記事は自由に書かせていただいてるので、個人的なことでちょっと、、、
興味のない方は華麗にスル―してくださいね。

昨日の記事でも書きましたが、私はその昔ギリシア神話オタクでした。
では、そもそも何故ギリシア神話にハマったのか!!

それは一冊の漫画との出会いラブラブ

あしべゆうほさんの『悪魔(ディモス)の花嫁』でした。
知ってる方はいらっしゃるかな?

ビーナスとの禁忌の恋で悪魔のような風貌に変えられたディモス。
二人は兄妹ながら愛し合ったために、ゼウスに罰をくだされたという設定ですね。

そのディモスは転身したビーナスを探し出し、その肉体に妹の魂を移そうとすべく彼女(美奈子)の前に現れるのです。
そして人間の愚かさなどをまざまざと見せつけて美奈子に人の世を捨てさせようとするのですが、
美奈子はただの器ではありません。
しっかりとした自我と清い心を持っているのです。
ディモスはしだいに美奈子自身に惹かれていくのですね。

ディモスの美しくも甘美な誘いや人の心の底をえぐるような事件の数々、、、
当時小学校3年生の私にはとても衝撃的で、そこでギリシア神話と言うものに出会ったのです。

ディモスは神話上ではアフロディテとアレスの息子ですが、あしべさんの世界観は独特でひきつけられました。

それからはもう図書館に通ったりしてギリシア神話を読み漁ったんですね~
見知らぬ神々に、異国の創世の話。
巨人アトラスがこの地を支えていると思うとびっくりたまげたわけで、この海の先には幸せの島などがあるのか、とか小学生の私にはそれは壮大な世界でした。

おかげで西洋の書物を読んだ時独特のにたとえや異形のものがでてきてもピンとくるようになりましたね。
メデューサやケイロン、セイレーンやケルベロスなどがいい例でしょう。
神話と言うのは絵画にも多く描かれているので、美術館でも楽しめますよ。

まぁ、ここにいたり、立派なオタクが誕生したわけです☆

これはまだ小学生中学年の話でそこからいろいろと変遷があるのですが、それはまた徐々に書いていこうと思います。

おつきあいありがとうございました(*^▽^*)