私の知り合いで、魚の干物を販売している人が居ます。
その人淡路の人ですが、こだわりが凄い!
一番良い魚は、自分が食べる。
一番良い魚で、干物を作る。
これって普通の商売人は、
干物は余った魚でつくったらええ
良い商品は、お客さんに販売するから、残り物を自分たちや家族が食べる。
それが商売!
あるエピソード
大阪から、ヨットに乗ったお客さんが、彼の干物を買いに来ました。
その干物は、美味しいから友達に教えてもらって来たのです。
彼も紹介ですから、干物を販売しようとしたら、そのお客さんが
美味しいと聞いたから、その冷蔵庫の干物を全部欲しいと言ったそうです。
するとどうなったと思いますか?!
なんとも面白いというか
反応が。。。。
「そんなに多くの干物が欲しいなら、他の所を紹介するから帰れ!」
えって思いませんか?
何で?
彼は、「自分がつくった最高の干物をお客さんが独り占めするのが許せなかった」
なんとも格好いい話し
また、何で一番美味しい魚は自分が食べるのか?
美味しいものを食べたいからやろって 当たり前の話しやでって
素晴らしいと私は思っています。
自分を持って生きている彼の姿に感銘を受けました。
ちなみに奥さんには商売が下手だと言われるらしいです。
私は、その方が大好きです。
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