しょうがいをみつめる
みなさんは「しょうがい」という言葉を聞いてどんなイメージを持ちますか?
「障害」という文字を見て、どんなことを思い浮かべますか?
私は、悲しくて残念な表面的なイメージと共に、
ふんわり優しくてあったかい感じを持っています。
また、「障害」という言葉、漢字の使われ方に違和感を感じています。
他に適切な言葉や造語や新語を考えますが、これだ!というものにまだ出会ったことがありません。
私が出会ってきた障害のある人と言われる人たちの特徴は、「害」ではなく、ただただ「個性」でした。
社会生活に差し障りがあると認識しているのは周りであって、
本人は与えられた体や心、環境をめいっぱい活用して今を楽しく生きています。
差し障りがあるという周りの意識が、生きずらさを生み出しているのではないかと感じています。
ここでは、「しょうがい」を見つめていきたいと思います。
見つめていく中で、上で述べた考えが変わっていくかもしれないし、進化するかもしれないし、迷宮入りしていくかもしれないし、そんな自分を楽しみたいと思っています。
子育て、生活情報誌「にらめっこ」vol.190 2019 7&8月号
連載 しょうがいを見つめる より
~読んでくださり、ありがとうございます~