日時:2024年6月30日

 

コース:八合目駐車場⇔弥陀ヶ原⇔九合目仏生池⇔月山

 

(山形県)

 

 月山八合目の弥陀ヶ原登山口(県道・月山公園線の駐車場)から眺める日の出前の鳥海山です。月山公園線の冬期閉鎖解除は前日(6.29)15:00だったので、実質の閉鎖解除は当日で、日の出前にも関わらず登山口付近の駐車場は既にタケノコ採りの軽トラなどで埋まっていました

 

 八合目弥陀ヶ原登山口(駐車場)から、ズームで日の出前の鳥海山を眺めました。八合目弥陀ヶ原登山口は西斜面に有るのでご来光は拝めないので、日の出の15分前に出発しました

 

 弥陀ヶ原の登りです。日の出直前ですが空が明かるなって来ました。弥陀ヶ原湿原入口からニッコウキスゲが咲き続いています。弥陀ヶ原にはヨツバシオガマ、イワイチョウ、ハクサンフウロなど沢山の花が咲きだしています。今年もクロユリを観に月山山頂を往復して来てから、下山後に弥陀ヶ原を散策します

 

 弥陀ヶ原から眺めるご来光です。この時期は栗駒山の南側からの日の出でした

 

弥陀ヶ原から眺める、朝陽が当たり始めた月山方面です

 

 月山への登山道で振り返り見る、弥陀ヶ原と鳥海山と日の出です。よく見ると弥陀ヶ原で写真を撮っているカメラマンが見えます

 

 月山への登山道(無量坂)で振り返り見る弥陀ヶ原と、朝陽が当たり始めた鳥海山です

 

 月山への無量坂付近の登山道は、コバイケイソウ、チングルマ、イワカガミなどが咲き続くフラワーロードです。今年もコバイケイソウの開花年のようで、登山道脇に咲き続いていました

 

登山道脇に咲き続くシラネアオイです。月山は今が見頃です

 

 振り返り見る弥陀ヶ原と遠くの鳥海山~秋田駒ヶ岳~岩手山です。新庄盆地に雲海が出来ています。岩手山をズームで見てみます

 

 無量坂付近の登山道に咲くウズラバハクサンチドリです。なぜかこの花は月山では多く観ることが出来ますね。背景は鳥海山です

 

 登山道付近から眺めるオモワシ山方面です。9合目仏生池への一ノ岳のトラバース道沿いは残雪が有り、雪解け跡にはミツバノバイカオウレン(コシジオウレン)、ヒナザクラなどが咲き続きます

 

 振り返り見る、登山道に咲くウサギギクです。背景の山は葉山です

 

 ミヤマシオガマの脇にヒメイワショウブが咲いていました。イワショウブの小型の花でチシマゼキショウに似ています

 

 9合目仏生池湖畔に鎮座しているお地蔵様です。北東側に焼石連峰~栗駒山~神室連峰が対峙して見えます

 

9合目仏生池付近のハクサンフウロが数輪咲き出していました

 

 振り返り見る9合目仏生池(小屋)です。9合目を過ぎると、アオノツガザクラが山頂まで咲き続きます

 

 オモワシ山の標柱です。登山道沿いにハクサンイチゲが咲き続き山頂まで続きます。正面のオモワシ山の名は、間違って月山と思ってしまうのでオモワシ山となったそうです。※「真の頂を隠して、自らを頂上と「思わし」めることに由来しています』月山ビジターセンターHP

 

 月山の山頂が見えてくると、再び雪渓歩きが有りますが、今年は雪が少ないようです

 

 正面に月山山頂(右)を観ながらコバイケイソウの群生沿いを歩きます。コバイケイソウは開花し始めたばかりで、付近のニッコウキスゲはまだ蕾も確認できませんでした

 

キヌガサソウが咲き残っていました

 

 「行者返し」の来名戸神社です。途中、「行者返し」と呼ばれる岩の急坂があり、岩穴の中に役行者様が安置されています。※伝承によると役行者が月山の山頂へ登ろうとしたとき、月山神が出現し、修行が足りないから引き返すようにと告げられたと伝えられています

 

 月山神社、山頂、山頂直下の雪渓などが見えてきました。登山道にはキバナノコマノツメなどが咲き続きます

 

 弥陀ヶ原コース側の山頂直下の雪渓です。残雪脇に咲き始めのチングルマ、ヒナザクラなどが観られます。頭上に月山神社小屋などが見えてきました

 

 月山三角点山頂への道に咲く続くヒナザクラと、振り返り見る大峰です

 

 月山の三角点(1980m)山頂です。なお最高点(1984m)は奥の大岩(月山神社境内?)で立入禁止です

 

 ミヤマウスユキソウ咲く月山の三角点(1980m)山頂から振り返り見る大峰~二ノ岳~一ノ岳と遠くの鳥海山です。ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)は飯豊から秋田駒ヶ岳にかけて七ツの山にだけ咲くそうです(月山ビジターセンターHPより)

 

 山頂付近の岩場に咲くツガザクラです。楽しみしていた山頂付近のエゾノツガザクラは、今年は開花が早かったようで花は終わっていました。※姥沢コースではまだ咲き残っているかも知れませんね

 

 本日のお目当ての山頂小屋前のお花畑に咲くクロユリです。昔は山頂一帯にクロユリが大群生していましたが、近年少なくなっています。昨年は近年では数多く有りましたが、今年は数輪のみの開花でした

 

 クロユリです。東北地方でクロユリが咲いている所は少ないので、私は月山のクロユリを観に、23年前からは毎年のようにこの時期に来ています

 

 月山姥沢コース側で振り返り見る、月山神社と山頂小屋です。今年も月山は開花が早かったようで、山頂台地のお花畑のハクサンイチゲ、ミヤマシオガマなどが少なくなっていました

 

 姥沢コース側で眺める、遠くの朝日連峰です

 

姥沢コース側山頂付近に咲き残っていたイワウメです

 

 姥沢コース側で眺める、牛首~姥ヶ岳と湯殿山方面です。この後、山頂付近で休憩をした後は往路を戻り、弥陀ヶ原へ行きます

 

 戻って来た弥陀ヶ原で眺める池塘と遠くの鳥海山です。弥陀ヶ原の池塘は「いろは48沼」と言われるくらい多く点在しています

 

 ワタスゲ咲く弥陀ヶ原から振り返り見る月山山頂方面です。弥陀ヶ原湿原は一面ワタスゲなどに覆われていました。この時期の弥陀ヶ原は、初夏の花・イワイチョウ、ミツガシワ、ヒナザクラなどが咲いています

 

 弥陀ヶ原湿原の木道脇にはニッコウキスゲが咲き続いています。ニッコウキスゲはこれからが本番です

 

弥陀ヶ原の雪解け跡に咲き出したミズバショウです

 

弥陀ヶ原の草原に咲くトキソウは終盤で色が白っぽいです

 

 弥陀ヶ原に咲き出したヨツバシオガマです。これからが見頃です。弥陀ヶ原にはツマトリソウ、イワイチョウ、コメツツジなど沢山の夏の花が咲き出しています

 

 

弥陀ヶ原湿原への入口付近にノビネチドリが咲いていました

 

 

 山頂付近に咲いていた移植されたコマクサです。なんで月山にコマクサが!と、昔私も初めて見た時驚きましたが、山形県のHPによると月山のコマクサは山小屋旧主人が戦前に蔵王から移植したとのことです