JR日南線の終着駅、志布志に旅して来ました。

 

2日目

D&S「海幸・山幸」に乗車しました。 廃線になった第3セクター高千穂鉄道「トロッコ神楽号」を転用した、水戸岡鋭治デザインの観光列車です。

 

志布志の旅、2日目のスタートです

 

まずは、志布志港フェリーターミナルに来てみましたが、徒歩には遠かった。

「さんふらわー」はまだ入港していませんでした。 8時55分の到着だそうです。 

残念でした。

 

曽於郡の松山町、有明町、志布志町が合併して志布志市になりました。
舌、噛みそうです。

 

鉄道記念公園 
大隅線、志布志線が延びていた名残でしょう。
 

キハ52形気動車

 

C58形蒸気機関車

 

 

 

 

 

砲金製の部品はピカピカに磨き込んであります。

 

終着駅は始発駅 

今日は志布志駅を出発して宮崎に帰ります。

 

串間駅で降ります。

 

串間駅の横にはヒロデンの路面電車の車両があります。 
市民有志の手により綺麗にお化粧直し中です。 
大事にしてあげてください。

 

道の駅くしま

 

 

 

名物の活〆ぶりプリ丼1200円を頂きました。
プリプリしていて、美味でした。
ほんと美味しかった。
お客さんは、みんなこれを食べてました。

 

どんぶりに掛けるタレは5種類用意されています。
全て使ってみましたが、どれも甲乙付け難かったです。
個人的には「玉ねぎ塩だれ」が一番魚の風味が活きていたかな・・・
お好みでどうぞ。

 

手作りサンドイッチの「なかよし」さん
行列の出来るお店です。
この日も、お客さんがたくさん並んでおられましたが、みんな予約して来られているそうです。
 予約分で完売だそうです。
 

 

 

旧吉松家住宅
国指定の重要文化財です。
次の列車まで時間があったので、ガイドの方にたっぷり1時間説明をして頂きました。
とても勉強になりました。
お昼休みの時間帯でしたが付き合って頂き、感謝です。
ありがとうございました。
 
吉松家は豊臣秀吉の時代から続く武家で、建物は大正時代に吉松忠敬氏により建てられたものだそうです。
この頃材木商を営み財を成したそうで、串間の山のほぼ全てを取得していたそうです。
また国鉄日南線の敷設の立役者でもあり、そのために衆議院議員も務められ尽力されたとのこと。
周囲66mの石塀は都城の石を使用し、自動車の無い時代に3年をかけて積み上げたそうです。

 

 

 

台所土間

 

内蔵

 

 
 

桑の木で作られた仏壇

お見事です。

 

古備前と説明の物が廊下に無造作に置いてありました。

確かに備前焼の水瓶は室町時代の古備前が有名ですが、いまいち新しく感じるような?

荒々しさ? 色合い?

仮に初代当主時代の安土桃山の物としても真贋ならかなりのお値打ちになりますが・・・

焼き物の鑑定は難しいですね。

 

洋間の折上格天井に上下開閉の窓

 

表門から通じる賓客用の玄関

 

 

 

一枚板の板戸12枚に直接描かれた竹林絵はお見事です。
青色は緑青が使われており、今でも鮮やかな色彩を放ってます。

 

 

 

とても細かく書き込まれてあります。お見事です。

 

25畳敷の大広間
全体的に武家の家柄らしい清楚な造りに感じます。
柱も4、5寸でしょうか、大きな家の割には太い材料は使われていませんが、歪みもなくよほど材料の見立てが良いのでしょう。
 

見事な造りです

 

大広間廊下の梁は12mの一本物です

 

離れの床柱は黒柿

これだけ真っ黒なのは、3万本に1本の割合だそうです。

2階の床間の床柱も黒柿ですが、こちらは白い地肌が混じっていました。

それでも、1万本に1本だそうです。

 

床柱の形状に合わせて、障子の方を加工してあります。

 

 

 

2階の床間の黒柿です。

 

ここにも黒柿が使われていました。

 

2階に通じる階段も曲線で趣向を凝らした作りになってます。

 

次は南郷駅

Lions駅です。

 

球場用の座席が設置してあります。

 

海幸・山幸
第3セクター高千穂鉄道のおさがりのキハ125型機動車を使ってます。
 切妻の真っ直ぐな前頭部がかっこいい。

 

 

 

 

 

2号車(海幸)に6席ある自由席シートは、今日のこの便が最後になります。

 明日10月1日以降は指定席になり、自由席はソファーシートのみになります。

 実はこの自由席は上りの最前部になるのです。

 無事、最前列を確保することが出来ました。

 

 

 

隈谷川橋梁

 

油津港 七ツバエ

 

途中、鵜戸神宮にちなんだ運玉くじを引きました。
 赤い当たり玉を引いて、飴玉をもらいました。
 

 

 

小内海駅付近

満ち潮のため、鬼の洗濯岩は見れませんでした。

 

記念写真を撮ってもらいました。

 

あっという間に、終点の宮崎駅に到着しました。
 楽しかったです。

 

自宅に帰ります。
ご覧いただきありがとうございました。

 

ここは宮崎駅構内に新しくできた、立ち飲み屋です。

そのうち入ってみたいと思ってます。

 

参考までに今回使用したきっぷです。

(乗車券)

日向住吉ー志布志間の往復乗車券4,340円

宮崎神宮ー志布志間の、運賃計算距離は95kmです。

100km未満は途中下車できないので、日向住吉から100.5kmの乗車券を購入しました。

(91kmから101kmまでは運賃は変わりません。日向住吉駅は絶妙な場所にあることになります。)

(特急券)

南郷ー田吉間の特急券600円

特例で田吉ー宮崎間は乗車券のみで特急自由席に乗れます。

(指定券)

今回なし

 

(完)