「高い城の男」 | 日光暮らし四季折々

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東京生まれ、東京育ちの私が、2013年に夫と二人で栃木県日光市に移住してまいりました。この地での四季折々の暮らし、仕事や趣味のこと、たまに病気のことなど(2度のがん経験者です)、そして大好きな奥日光について綴ります。

 

フィリップ・K・ディック 「高い城の男」読了しました。

 

第二次世界大戦で日独が勝利した世界。

敗戦国となったアメリカが舞台の作品です。

 

面白そう!と思いました。

 

日本人とドイツ人の勢力争い、アメリカ人の没落と苦悩。

なぜか「易経」で占い行動する登場人物たち。

 

いくつかのストーリーが行ったり来たり、

少しずつつながっていく展開です。

 

そして実はアメリカが戦勝国だった、という小説が

密かに読まれているのです。

 

後半はヒリヒリとした展開で、ものすごく緊迫して、

ドキドキするくらい。

読んでいて思わず力が入りました。

 

が…

ラストがなんか…

私の読解力では、あれ?って感じでした。

 

難しいですね。

そんな作品でした。

(期待はずれではありませんよ)

 

 

 

 

それではまた!