昭和のおばさんが思う事 | 秒速5センチメートルのblog

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秒速5センチメートル それは桜の花びらの舞い落ちる速度 そんな風にひらりひらり優しく揺れながら書いていたいかな。

おっさんまっさかりメインジョブは徐々に遠ざかり

窓際となりつつある主人。

主人は今の時代上司の方が肩身が狭いと嘆く。

後輩からのモンクはTOPに直接行くので下手な事は

何も言えないし、飛ばされるのは上司の方だそうだ。 

(もしかしたら自分もチクられて転勤なのか?)

 

今の方々はやりたくないと思えばやらない、その理由を

きいても何も答えずTOPにパワハラされたと訴えるらしい。

主人は今までの部署でそうったTOPに直接いった内容を

当事者と逢い言い分を聞きとり報告する事が多々あったらしい。

 

おっさん主人に言わせれば大概が若い方々の我儘と

その時に言えばいい事を言わずしてTOPに直接メールを

してしまう、安易な行動が多いらしい。

かといって、その若いかたがやりたいという仕事が

常にあるわけでもないから、何も仕事がない日が

出来ると、今度は仕事をさせないようにしていると

またTOPにメールが送られたとの事でなんだかんだと

最終的には訴えられた課長が部署を変わる事になって

しまったのだそうだ。そうやって飛ばされる上司が増え

その先で精神を病んでしまう中年が増えちゃったんだって。

 

まあ、そのやりとりは直接見ているわけじゃないから

なんとも言えないけれど、新人さん達に気を使いながら

ご機嫌とりながら仕事する事って 新人さん達にとっても

本当は良い事とは限らないけどね・・・

 

昔、息子が中学生だった頃かな、モンスターペアレントと

いった言葉が流行った時代、姪が先生になりたてで

かなりそういったママ様たちにやられてました。

ご自分のお子さんのしでかした事はそっちのけで

うちの子は悪くないと猛烈抗議、そういったママ様達の

お子様はそのうち、先生が叱ろうとすると

いけないんだ~教育委員会に訴えるからな、と言い出す始末。

結局好きな事だけして他に迷惑かけた事に注意しても

自分は悪くないと考えるような子供になってる。

 

まさにその頃のおこちゃま達が現在社会人となっているんだよね

と、思ってしまいました。

こうなったのは自分が悪いのではなく相手がこうしたから

こうなった、という結局他人のせいにしてしか考えられない

自己中心的な考え方。 当時はママにしっかり守られ

貴方は悪くないわよ、と育ってきたのだから致し方ない。

子供を守るってそういう事じゃないのにな・・・って

当時、なんでも学校に乗り込んでくる親を見ていて

そう思ったけど子供を育てるって本当に難しい事ですよね。

 

上司が気に入らなかったから直接TOPに自分の言い分だけを

訴えるのはなんとなく寂しいやり方だなって気がします。

もう少し勇気をだして自分の意見をきちんと上司に

話せるような社会人であって欲しいです。

 

直接言ったって逆に嫌な思いするだけだし、不信感持たれて

パワハラされそうだし・・・(私の仕事先で20代の女性が

いっていた言葉)まあ、それも然りだけど。きっとね、その人

だけが嫌な思いをしているわけじゃなくてその上司も

嫌な思いはしていると思う。(人に寄りけりだけど)

どんどん言葉にしなくなるから伝わる事も伝わらなくなって

いく時代なんでしょうね。

 

昭和のおばさんは付いていけないのもあるけれど

ちょっと寂しいなあ・・・と思ってしまう。