介護の記録 -2ページ目

介護の記録

ブログの説明を入力します。

 

いったいいつからブログを書いていなかったのでしょう?

 

緊急事態宣言が一時的に解除されていた今年の7月

母と面会ができました。

2週間、県内で過ごせば可能と言われたので、

仕事を休んで2週間。

 

半年ぶりに会った母は、

車いすで面会場所にやってきました。

 

身体は横に傾いて、

アクリル板の向こうにやってきました。

アクリル板にきらきら天井の照明が反射して

始め私がどこにいるのかわかりません。

 

けれどしばらくたつと、

私のことをちゃんと覚えていてくれました。

耳元でワーカーさんが耳の遠い母のために通訳?してくれました。

「誰だかわかる?」と

母は、

「わかるよ、大事な娘」と。

ヤバイ、涙が、

ワーカーさんの目にも涙が・・。

 

面会時間はたった10分。

けれど、大切な10分間になりました。

また冬になったら2週間仕事を休んで

面会できるといい。

 

今は、仕事も大切だけれど

母と話せる時間も残り少なくなっている。

コロナが終息するといいな。

 

面会後、関東まで車を運転して帰ってきたけれど

途中で涙があふれてきた。

なんとも言えない罪悪感。

申し訳なさ。

自分の心の未熟さなどなど・・。

考えてもしょうがないことをつらつらと・・。

------------------------------------

ここのところ別の件で、

墓守娘の本を借りてみた。

臨床心理士さんに教えていただいた言葉。

まぁ、墓守娘の母親のように私の母は私を束縛することも

死んだ後の墓を守ることも強制はしていない。

思う通りに生きさせてくれていた。

 

その本の中にも

罪悪感という言葉がでてきた。

 

※罪悪感とは、必要経費

 

毎日を生きるために、必要なものなのだ。

罪悪感はあってはいけないと思うのではなく

罪悪感とともに生きていくのだ。