あるところに…
ブラシずきなねこがいました
ねことブラシはいつもいっしょです
ところがねこはびょうきであるけなくなりました
ブラシはねこをおもい
いってはならん!ブラシよ~!
でもブラシにはあるかんがえがあったのです
へ~い!ちょっとまってろよ!とブラシはいい…
あ!あわてたねこが…
ひきとめきれないまま…
いってしまいました
わしがあるけたらのう…
ねこはひとりでかなしくなりました
ブラシはどこへいったのか…
ねこはかんがえこむうちに
ねむってしまいました
しかし、このあとブラシがもたらすきせきが
まどそとからおとずれようとしていました…
「ねこのブラシがとんでった前篇(未刊)」より