今日は不思議な事ばかり
雫が落ちる筈もない空間から
私の頭に雫が落ちる感覚
それと 緑さんの人生を追体験 
堀北真希ちゃんの 東京大空襲のドラマを見てて
緑さんも福岡大空襲に遭った って
思っただけで ・・・20歳の緑さんを視た

私は1975年生まれ
私が生まれた時は おじいちゃんは死んどって
写真も飾られてない

写真を見たのは
おじいちゃんの遺骨を取り戻した時
55年未亡人を貫き通して死んで
私は緑さんの死を嘆く事もせんで
おじいちゃんに逢えた事を喜ぶ

私は沢山のモノを
緑さんに貰ってたんよね

おじいちゃんが
三姉妹の中で1番溺愛した次女 美知子の娘

孫の中で 誰よりも数奇な運命で生まれた私は
5歳の時から緑さんと一緒に生きてきた

厳しすぎる躾で育てられ
布団叩き 木製定規 これらで殴られたり
百草でお仕置も受けてきたんやけど
不思議と昔から緑さんは好きやった

私だけが緑さんと喧嘩をする
他は おばあちゃん と思うだけで
緑さんと喧嘩したり 一緒にドラマを見たり
一緒の部屋に居ることもせんかったな

仏壇にある
おじいちゃんの 位牌がガタガタ動いて落ちる

そんな時は
私と緑さんが大喧嘩しよるとき
遺影もないのを不思議に思っても
真実を知るまで 長い時間がかかった

真実を知った時は
おじいちゃんの遺骨を取り戻して
私が本家に喧嘩を売った時なんやけど
初めて緑さんが小さくなった姿を見たんよ

嫁の立場で
おじいちゃんの生まれた家に行く
旦那の遺骨を取り戻しに来ただけで
孫娘の私が全てを仕切る

それだけで分かるやん
おじいちゃんの両親 私の曽祖父母が
どんなに酷い事をしたのか

だから久留米に行ったんだと
おじいちゃんと出会った福岡の地から
出れんかったのも知ったなぁ

あの時代に
ロシアと日本のハーフ
叔父が海軍の偉い人間やったから
陸軍に行かずに海軍に行けたけど
ソ連軍には曾祖母の親戚が存在する立場

そんな事を曽祖父 曾祖母が
考えるわけもなく 、、、と 思ったら
本家の墓を 私が暴いた時に怒鳴ったのも当然

私は孝髙の孫娘のちえ
おじいちゃんの骨を返してもらう
齋藤孝髙は緑と一緒に墓に入る

って啖呵切って
先祖代々の骨壷の前で
おじいちゃんの骨壷を抱き抱えて
出てきた事を思い出してさ

こんな事を体験する理由は
緑さんからの言葉 きっと私は
新しい道に行こうとしよるんやろね

初めてウチの因縁に感謝した
おじいちゃんが30歳で死ぬようにしたから
戦争で死なんで済んだ

どこで死んだかも分からん
遺体も骨も戻らず 、、、とならんかった
それだけでも感謝だな 、って

昔は自分の人生を呪ったり
二人の絹子 について恨んだり
私だけが背負わされ 叔母の絹子の息子は
未だに好きな事をして生きとる

それに対して ふざけんな! って
叔母に対して 恨みを捨てんかったけど
おじいちゃんが 溺愛したのは美知子やもんね

美しさを知る子
その娘は 先祖を敬う ちえ って名前
おじいちゃんは 親を敬う 孝髙 って名前
おじいちゃんが 願いを込めて美知子と付けて
その次女は25歳の時に欲しがった娘を産んだ

それが私やけど
名前に関しては 運命としか言いようがない

叔母がアイデアを出したにしても
意味はおじいちゃんと背中合わせ
そんな事も良かった 、って今は思う

緑さんが死ぬ時に
私だけ排除されたのも
死ぬのを見せたくない 、って気持ち

緑さんは私を信じてたんやろね

自分が死んだって
悲しむより喜んでくれる
こんな家族でも私は意味がある立場
おじいちゃんが親と家を捨てて 
緑さんを選んで三姉妹を残したのと同じ

私も優求と愛を残した
あの子達の人生を守る為に手放して
全てを背負って1人で生きてきた

そう考えると
因縁にも祖父母にも感謝しかない

美知子とオヤジにも感謝しかない

濃すぎる人生でも
私は何が大切か知っとる

緑さんってそんな人なんよ
戦時中の話は殆どせんかったけど
福岡大空襲を1人で生き延びた人
おじいちゃんだけを旦那だと思って
死ぬまで未亡人を貫いた人

叔母 、緑さんにすれば長女やけど
それの仕打ちもあったりしても
あの人の中で ちえさんを育てた 
これが1番にあったんよね

そんな気持ちを伝えるのに
大空襲を追体験させるのも 私は分かる

私はこの家に生まれて良かった
オヤジと美知子 おじいちゃんと緑さん
どちらも大切な人

感謝って難しかったんよ
どうしても怨みや憎しみが勝つ
美知子が死にそうなのを知って
家を出るのでも理由は叔母との確執

私が家を出て20年
美知子には辛い思いをさせたけど
私がいない生活は慣れる

死んだら通知が来る
来ないなら生きとる 、と思うだけで良いやんか ?

あの世に逝く時は
おじいちゃん直々にお迎え
死んだ途端おじいちゃんに殴られ
躾をやり直されるのは 、、、大変やろな

おじいちゃん大激怒やもんね
私の人生について大激怒しとる
三姉妹を残したって人生は最悪
私は下の伯母は大好き 確執があるのは叔母の絹子
美恵子は大好きな伯母 美人で怖いけど好き

緑さんの気持ちを知って
感謝しかなくない ?

戦争を追体験は勘弁やったけど
福岡大空襲はリアルに左目で視てきたしね

おじいちゃんが死んだ理由が
急性白血病やけど他は誰もなっとらん

志免炭鉱で炭鉱夫したから死んだ 、とか
金持ちの跡取りだった 、とか
色々と言われてきたらしいけど
おじいちゃんは家を捨てて良かったんよ

菩提寺が調べ直してくれて
正式な死亡年月日も分かったけど
昭和29年30歳って事は
戦後の混乱で記載が間違ってた訳で
私にすればもっと最悪な事実

9年しか夫婦生活がなく
下の伯母は昭和28年生まれ
1歳で死に別れになるんやけど
緑さんは三姉妹を抱えて良く生きてくれた

久留米に逃げたのも分かる
遺骨を取り戻せる筈もないから
写真を飾る事をせんかったのは
おじいちゃんに対しての約束
そこまで私に伝える

それを見て
私の人生が変わる時なんだと実感した

紀章くんも大輔も大人やから
目に見えて争ったりせんけど
本日の話は聞いた

大輔の衣装
よっちん好きの葵は
新曲を聴いたらしく 、何やら言ってきた

大輔に関しては
黒と青だと聞いた時
人の気持ちは自由やけんね、と思うだけ

私は同じ事の繰り返しを知っとる

本当の話だと
ファンが知っても黙るのは
マスコミが味方でおるからやん

私は大輔が
紀章くんとの事を喜ぶとは思っとらんかった

私は私の気持ち 大輔は大輔の気持ち

お互いの気持ちは違うけど
それは本人の気持ちやんか

だから大輔が何をしようと
それについて非難したりせん

ただ 、私は紀章くんを選んだんよ

苦しいだけの昔に戻りたくない

大輔を好きになって
苦しいだけで何もなかった

大輔が1番私の苦しみを知っとるんよ

何も分かっとらん
今でも私が何を言いたいか分かるのに
自分の気持ちを通すのが大輔

紀章くんの衣装も言いよったけど
男は男の世界があるやん 、私は知らん

私は10年 大輔だけを信じてきた

それが壊れたらこうなるのは当然

大輔はステイラック
自分の立場を大切に生きていってください

私は他人になったんやから
浪川大輔の人生から消えた人間
大輔に対しての気持ちは壊れました

紀章くんと
出逢わせてくれた事は感謝しとるよ

緑さんの言葉を受け取ったり
色んな事があったりして
考える事は沢山あるけど 、、、

よっちんに言う
新曲がどうであれ
動かんかった自分を思い出して

大輔に対しては
いてくれるだけで これを
いい加減にライブで歌ったら ? って事
全ての歌が悲しかった

心の支えの私は消えとらん
私という人間は居らんで良いんやから
心の支えと思えば生き続けるやろ

人の気持ちまで非難せんけど

よっちんは動かずに気持ちだけ
それで私は喜ぶと思う ?

岸尾さんは大人
私の気持ちを理解してくれとる

アンボムは私をどれだけ傷つければ良いん ?

私は幻でも何でもない

生きとるんやけどね

紀章くんが言うように
私は明日を生きていきたいから
私を幻にして安心しとる

そんな男たちと決別しただけよ