観易さと作り易さによるインヴィジブル・ハンド。 | yoshinology

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世の中に偽りというものが無ければ、疑いが生じない。疑いが無ければ、探求が行われない。探求が無ければ、知恵も、知識も、天才も生まれない。 —Walter Savage Landor

 昨日は十八時というとんでもない時間に起きた所為か、昨夜は睡眠導入剤を飲んでも全く眠気が来ず、結局寝たのは三十時を過ぎていました。当然まともと言われる時間に起きる事が出来る道理も無く、今日起きた時間は十七時半でした。それでも昨日より三十分早い分だけ、救いがあるのかも知れません。


 昨夜はN嬢は深夜勤務だったのですが、当然僕が起きた時にはN嬢は帰宅してましたし、既に仮眠を終えて自室で何か作業をしていました。

 一緒に階下の台所に行って一食目の食事を摂り、夕食の買物に行き、夕食を作って食べました。するともう二十一時という時間で、碌に活動も出来ない一日だったという訳です。パンデイロも出来なかったですし、読書も出来ませんでした。その代わり今日は少しだけ仕事をしました。その事も、今日は昨日よりも三十分早く起きた事と同様に、救いになるかも知れません。


 ところで、WWW上を徘徊する事は減った最近ですが、得たい情報を得る事の出来る場所に行って得る、という事は常にしています。得たい情報というものは国内の情報だけに止まらず、海外の情報である事も多々あります。

 国内のホームページや海外のホームページをそうして幾つか観る一日がたまにあるのですけれども、フラッシュを多用しているホームページが、海外のホームページには意外な程少ないという事に気付きます。

 例えば僕が多々訪れる、テリー・ボジオのホームページも、デイヴ・ウェックルのホームページも、ビル・ブラッフォードのホームページも、スコット・フェイナーのホームページも、ギャヴィン・ハリソンのホームページも、フラッシュが使われていません。

 片や国内のホームページでは、ラルク・アン・シエルのホームページも、グレイのホームページも、新垣結衣のホームページも、フリーノートのホームページも、スーパーフライのホームページも、全部であれ一部であれ、フラッシュが使われています。

 どちらが良いという事も無く、一長一短ではあると思われるのですけれども、閲覧者はどちらに好みの軍配を上げるのでしょうか。似非ではあってもホームページを管理する者としては、とても気になるところです。

 実際、フラッシュを使わないでホームページ作るとなると、相当の閃きが無い限り、似た様なデザインに陥ってしまうという懸念はあり、実際に、スティーヴ・ガッドやビル・ブラッフォード、スコット・フェイナーのホームページは、配置がとても似ています。お気付きの方もいらっしゃるとは思いますが、僕のホームページも、彼らのそれと配置が同じです。観易さと作り易さを並行して考えると、自ずとある一定のデザインに落ち着のかも知れません。観易さと作り易さによるインヴィジブル・ハンドが働いているのかも知れません。


 明日は実家に帰ります。もしかしたら二泊くらいするかも知れません。