しっとり系の曲でヒップホップを踊るなんて
ダンサー、ほとんどいませんでした。
しっとり系はJazzerの得意分野でした。
今は、しっとり系でも、ノリの良い曲でも
踊れるスタイル系のヒップホップダンサーが
たくさんいます。
振付というのは、まさにダンサーとしての
感性、つまりセンスのかたまりで、
見る側にしても好ききらいが出ます。
自分は、スタイル系の動きだけで踊る振付は、
ジャズっぽくて、見てるのもしんどい。
もちろん曲にノリが少ないと、そうなって
しまいますが、その曲を選ぶ、というところ
もセンスが現れるところ。
K-POPが注目を浴びたのは、
スタイル系の動きとヒップホップのノリの動き
のバランスがいいからだ、と思ってます。
日本でもアメリカでも、スタイル系が増えて
ますが、ノリノリな曲でも、終始スタイル系
で踊っているのは、音が見えない。
少し前なら、ジャズストリート、と言ってた
スタイルです。
それは自分の好みではない、と最近はっきり
自覚できるようになってきました。
だから、あくまでスタイルヒップホップ。
素直に音を表現する、スタイル系と
ヒップホップのノリを合わせもつ振付。
大した動きでなくても、動きに音が見える
踊り方をする。
これが、憧れでもあり、目標なのです。
今は、やっぱりこの人が憧れです。
