試写会ですでに見ていて、脚本に納得がいかず、今回の舞台挨拶は新宿ピカデリーのみにしました。
本当は千葉の映画館をまわっても良かったのですが、そこまでのモチベを持ちきれず…。
もう公開されましたので、そろそろネタバレ込みで感想を書きます。
場所はD列中央で見ました。
定価で買えたんですが、そっちに賭けても良かったかな(^_^;) まぁ、実質2列目もほぼ定価なんですけどね…
ここからは感想を書きます
・前半はかなり面白い。笑えます。それぞれのキャラも強く立たせて分かりやすいし、笑わせにきてるコメディパートは申し分なし。
・後半は原作と異なるオリジナルストーリーで、原作が好きな僕としとては違和感のが大きかった。試写会で見たときは喪失感がでかくて脚本に怒りを隠せなかったが、2回目は原作と違うのが分かってたのでわりと楽しめました。
・全13巻のコミックスを全て盛り込むのは時間的に無理なわけですが、個人的には「手術のため残りわずかとなった時間で、色葉のためにつっつんが思い出づくりをする」描写はちゃんと入れて欲しかった。
コミュ障の2次元しか愛せなかったヲタクのつっつんが色んな葛藤を乗り越えて童貞を捨てるわけですよ。そこに至る過程があるからこそ、数年後に色葉はつっつんを思い出すわけです。
また、色葉と出会って変わったからこそ、色葉と別れて一時は抜け殻になったつっつんが大手企業でバリバリのエリートとして働いてるというエピソードが、あのハロウィンの描写になったのはう〜ん…。
・原作を見ていなければ満足度は高そう。僕は原作を見てるし、好きだから脚本には不満ありってのが感想ですかね。
・各出演者については、佐野くんすげーなってのは思いました。
⇨青夏で田舎の見た目チャラいけど芯の通ったイケメン役を見た数日後にヲタク役の佐野くんを見て、高低差ありすぎてすげーなと言わざるを得ない。ちゃんとどちらの役も見事に演じてましたから。
・次にゆうたろうくん。個人的にもっと見たいと思わせる魅力を感じました。元はショップ店員でチャラいイメージが僕の中では強かったですが、彼もまた上を見据えて頑張ってる感じがとても伝わってきて引き込まれました!
・ぽーりんもまたしっかり演技されてたと思います。ただ、色葉とはちょっと違うんだよなぁってのが正直な感想。他のキャラがしっかりしてる分、色葉の感じは難しいんですよね…。だから、よくやってるよとも思いました。(他に色葉を演じれる子が思いつかない)
・恒松ちゃんや上白石萌歌ちゃんはまぁ安定ですね。清水尋也くんも含めて脇を固める出演者は若手の実力者が揃っていて、うまくまとまってるなぁと思いました。
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