腸管出血性大腸菌について



□焼き肉屋さんの食中毒事件で有名になった“腸管出血性大腸菌”とは・・・


・家畜や人の腸内に住んでいる大腸菌は、ほとんど無害。しかし一部の大腸菌は、人に下痢などの消化器症状や合併症を起こす⇒“病原性大腸菌”


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・このうち、毒力の強いベロ毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こすものを“腸管出血性大腸菌”と呼ぶ。


・代表的なものには、O157、O111、O26、O104などがある。


・大腸菌の表面にはO抗原とH抗原があり、それにより細かく分類される。⇒O157:“O”=O抗原。“157”=O抗原で157番目に発見されたもの。


・腸管出血性大腸菌に汚染された食物を食べることで感染する。


・今までO157の原因食品と特定あるいは推測された食物は、井戸水、牛レバー刺し、ローストビーフ、シカ肉、貝割れ大根、キャベツ、日本そばなど。

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・動物からの感染事例(ふれあい動物イベントや搾乳体験などが原因)もある。牛などの反芻動物では、腸管出血性大腸菌を保菌していることもある。


・ドイツを中心とした欧州各地で、腸管出血性大腸菌O104感染が問題になっている。感染者は1500人、死亡者は18人と深刻な状況で、溶血性尿毒症症候群(HUS)の発症者は470人に上っている。