最近、お休みの日には

奈良の史跡をまわるのが、

マイブーム。 



今回も明日香周辺まで

のんびりドライブ(^^)



空の色、田んぼの色、風の匂い、

トンボがスイスイ飛ぶ様子、

など少しずつ秋めいて

きているのを感じます。



四季はいいなぁ(^^)



今回はその流れで

桜井市多武峰(とうのみね)の

談山神社(だんざん)にお参りしてきました。



藤原鎌足公をお祀りし、

世界唯一の木造十三重塔

が有名です。






鳥居をくぐると

本殿につづく長い階段が。






その両脇には青紅葉。

秋にはみごとな紅葉が

みれそうやなぁ。


途中に、夫婦杉

という二股になった

巨大杉。



立派やなぁ。




少し息を弾ませながら

階段を登り切り

本殿にお参り。


地図を見ていると

本殿から裏に抜ける

山道を登っていくと


談い山(かたらいやま)  20分

と書いてあります。



この多武峰の山中にて

大化の改新の談合が行われた

とのこと。


是非ともそこまで

登ってみたい、

と好奇心マンマンの私。


登ってみよっと!







結構な山道を汗をかきながら

登っていくこと20分。







談合したとされる場所に

石碑が立っていました。


この場所に立ち、いまから

約1,400年前に思いを馳せます。



当時、蘇我蝦夷、馬子の親子が

政治をほしいままにしていたとき、


中臣鎌足(後の藤原鎌足)と

中大兄皇子(後の天智天皇)

がここで談合をし、

大化の改新が行われました。


この改革によって

豪族を中心とした政治から、

天皇を中心とした政治に

移り変わったとされています。


この改革により、

「日本」という国号

「天皇」という称号

が正式なものになった

とされ、

新たな時代のはじまり

ということで、日本で

はじめての元号

「大化」が定められた

とされています。



そのような歴史的な

場所に立っている、

という感覚。

当時を自分の頭の中に

思い浮かべ、想像に浸る自分。



なんかおもしろい(^^)



もっと若い時は、寺社に

行っても。


「お願い事がかないますように!」


くらいにしか思っていなかった

ですが、

こうしてその歴史を紐解くと、

また違った良さがあるなぁ、

と思う今日この頃。


おもしろいなぁ(^^)