美味しいワインになぁれ! | のんべぃヨリコの「山形のお酒大好き」

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ついに「スーパー晴れオンナ」異名を返還する日が来たのか!

マジでドキドキした、のんべぃヨリコです。

 

昨日は「ほろよいプロジェクト」のワインを造るための

収穫&仕込みイベントでした。

 

今年もご協力をお願いしている、南陽市の須藤ぶどう酒さんへ

打ち合わせに行くと・・・

 

須藤さん:「台風きったじぇ。 雨の確率80%だじぇ。」

ヨリコ  :「えーーーっ!できませんかね?」

須藤さん:「台風だじぇ、台風! ダメだな」

 

10月10日って、晴れる確率がすごく高い日じゃなかったでしたっけ?

延期? だってお弁当やカメラマンや、それに来週は別の予定もあるし・・・・

えーーーえーーーーえーーーーえーーーどうしよう!

 

相棒のまきちゃん (東京から帰ってこれない) に電話するも

「台風じゃねー、ダメだべ」 

うっそぉーーーーん!  困った!

 

あきらめ悪い私は「当日現地集合して、雨ザーザーならあきらめる」ことを決意!

前日の「天気祭り」は、近年まれにない熱の入れよう(笑)

 

そして昨日!

なんということでしょう! さすがに「晴れ!」とまではいかなかったものの

雨ふってなーーーーいっ! やったーーーーーーー!

 

ということで、早速ワインの原料となるブドウの収穫から。

 

 

樹齢60年以上の (80年近いです) マスカットベーリーAを150キロほど収穫します。

どれもこれも、一房が大きく、片手に収まらないほど。

 

 

観光ぶどう園もしている須藤さんでは、コロナの影響で

昨年対比で、1割ほどのお客様しかおみえにならず、大打撃をうけています。

少しでも「ほろよいプロジェクト」としてお役に立てれば、の想いもあり

昨年より少し多い150本ほどのワインを造る予定です。

 

 

収穫したブドウは、軸を外し

 

 

お手々でギュッギュッと潰します。 (本来この工程は機械です)

 

 

潰したブドウは、発酵タンクへジャーーっといれます。

この作業がひたすら繰り返されます。

 

作業をしている間、5代目の龍司さんから

南陽のブドウの始まりや、マスカットベーリーAの古木があるわけ、

「鳥上坂」という名の言われなどのお話を聞かせていただきました。

 

そんなお話を聞きながらだと、否が応でも、出来上がりのワインに期待が膨らみます。

 

ドイドキの糖度計測っ!

 

今年は19度ちょっと。

色もいいし、まずまずのワインになりそう。 ほっ。

 

「美味しいワインになぁれ」 

みんなの願いがこもったタンクは蔵の中へ・・・・

 

 

作業後は、恒例!

南陽市の風物詩ともいえる、アーチ状に連なるビニールハウスの

ブドウ畑を登っていきました。

 

「しゃがんで」じゃないと歩けない高さのところなのに

勾配が半端なく、何かにつかまってじゃないと登れないほど。

 

この過酷なブドウ畑で作業されてるのを知ると

拝んで食べなくてはいけないなーと思わずにはいられません。

須藤さんたちがいてくれるおかげで、原風景は残されています。

 

ブドウ畑の一番上からの風景。 きれいですねー。

 

お楽しみのお弁当タイム。

 

次年子で「ごはんや」さんをしているUmuiさんの

「ほろよいプロジェクト 特製 秋の味覚弁当」。

 

秋の味覚がモリモリモリっと入り

それだけじゃなく、須藤さんのブドウやブドウの葉っぱも入ってて

感激の美味しいを味わいました。

 

ご参加の皆様、お疲れ様でしたー!

楽しかったねー

 

「ほろよいプロジェクト」は、山形の美味しいお酒を飲んで

東日本大震災の復興応援プロジェクトです。

 

プロジェクト指定のお酒をお買い上げいいただくと

1本から30円、気仙沼市の奨学金に募金させていただいております。

 

ただお酒を飲むだけでなく、お酒の向こう側にある風景にも

目をむけつつ、楽しいほろよいの時間を一緒に楽しむプロジェクトです。

日々の動きは「ほろよいプロジェクト」のフェイスブック及びInstagramで

発信しております。

 

次回は日本酒!! こちらもご期待くださいませー!

 

写真提供:安部明子さん・菊池温子さん