【ドイツ研修1日目-1:ドイツにおけるポドロギー at ベルリン(3/27)】 | 小さなサロンのオーナー店長ワクワク奮闘日記 | 横浜 フットケア・巻き爪サロン

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横浜で行列ができるフットケアサロン&スクールを経営しているフットケアスペシャリスト オーナーの日々を綴っています

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足の専門店PEDI CARE 桜井祐子です。

 

2017年3月26日(日)〜 4月1日(土)まで、ドイツは、ベルリン、ハノーファー、そしてデュッセルドルフにフットケアの研修に行ってまいりました。 

 

〜1日目 AM〜 ポドローゲ ザイプト先生による講義

Podologie in Deutchland

「ドイツにおけるポドロギー」

〜ポドロギーが国家資格化されるまでの流れ〜

 

2017/03/27

9:30-

Torslen Seibt先生

ポドローゲ(足病医)

ポドローゲ協会 理事

通訳 ベーレ操さん

 

ドイツにおけるフットケアは、大きく二つあり、

 ・ポドロギー(メディカルフットケア)

・フースフレーゲ(コスメティックフットケア)

  

1994年に、ドイツで大きな健康保険改革があり、フースフレーゲは、基本的に保険は支払わないという決まりになったそうです。 

 

2002年までに法整備の時間があり、2002年〜 ポドロギーが国家資格化されたとのこと。

ほか、ポドローゲ(施術者)としてなにをしてよくて、なにをしてはいけないのか?

 

などなど、ポドロギーが国家資格化されるまでの歴史や詳細をお話下さいました。

 

ザイプト先生の診療所

DFS(糖尿病性足病変):保険適用になる 73.1%

Pflege :プライベートで自分の足に心配がある人 21.9%

その他 シュパンゲ、オルトーゼなど

 

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ドイツでは、15年前(2002年)に国家資格化されたメディカルフットケア。

日本では、規制がまだなく、今後どのように整備されていくのか。

 

日本で今後できることとして、ザイプト先生より下記アドバイスをいただきました。

 

保健局なり、法施行者にどれくらいマーケットがあるのかリサーチすること。法的施工者などに働きかける。数やエビデンスを持っていく。

ドイツでは、当初、NPOなりがいろいろなところで立ち上がり、それらが横つながりでつながり、スタンダードを作り上げて、公的機関や国、医療機関に訴えて行った。

ドイツは、糖尿病患者が非常に多い。1千万人。政府にとっては、この人数を救うのは重要。(選挙で投票してもらえる数は多い方がいい。)

 

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フットケアの専門家
フットケアスペシャリスト
桜井祐子