父は常に私を支配したがる。


以前からそうだ。

私の友達との予定など聞きもせずに、休日に「行くぞ」と唐突に言われる。
どこに行くのか聞いても「いいから!」と不機嫌に言われ教えて貰えない。
向かう先は離婚した母親のところ。
特に会いたいような良い母親でもない。
しかし「離婚した時の約束だ」「義理がある」などと言いながら連れて行き、
そのくせ、父は不機嫌な態度を隠さず、帰りの車では必ず母が如何に愚かなのかを私に言って聞かせるのであった。
私からすれば、定期的に行われるこの行事は苦痛以外の何物でもなかった。


成人してからもそうだ。

「話はつけてある、明日個人年金を契約しに行け」と言われ、
そういうのは自分で考えて決めたいと言う私に
「いいから行け!」としか言わない父。
理由を説明してもらえる価値もないのか、私は。
新幹線の距離にいるくせに、わざわざこちらの支店に電話をかけ『話をつけた』のか…。
父が不機嫌になるよりは…と特に還元率も良くない個人年金を契約。

数年後…
「あんなの解約しろ」などと言う。
私もあんまり意味のないものだと思っていたよ。
お前、馬鹿なんだから、もう私の人生に口出ししないで。
私の口座から引かれていくお金が勿体無かった。
もう働いていないのだから払い続けられる訳が無いのである。

結婚して、口座を名義変更しようとすると強く反対する父。
意味が分からない。
そして昔からの習慣で、憤りを感じながら渋々従った私もまた馬鹿なのだ。

5年たった今。
保険の請求で振り込む口座名義の名字が違うせいで、振り込めないと言われる。
結婚してから5年…。
昔の名字の証明書など無い。

本籍は本籍で何故か夫の実家である。
「戸籍が必要になったら私が手続きすればいいしん!」と姑が強く望んだせいで、何故か本籍は住んだこともない夫の実家…。
不便以外の何物でもない。
何故、いちいち姑を通さなければならないのか。
県も違うというのに。


これを読む貴方の言いたいことは分かってる。
そう、断れなかった私が愚かなのさ。
望まれたように返事を返す私が馬鹿なのさ。

登場人物、馬鹿しかいない。






いちごさんが気付いてコメントしてくれたのが嬉しくて…追記(笑)

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