以前のブログで述べたことと多少関係があるかもしれませんが、いろいろな国や地域で国や地域を超えて考えていくことが難しくなってきているような気もします。なぜなら世界の情報が身近なものとなり、とは言え国内の問題も考えないといけない状態になってきていることを考えると独立して考えることの出来る何かの機関の必要性が迫られているような気がします。

 例えば、国内で言えば国と地方の関係のような何かがないと困っているのは確かだと思います。国連でも安全保障理事会でなかなかすんなりと決定できないでいる状態になっているのは確かだと思います。

 そこで少なくとも例えば、米中で会話しやすくなっていると思われる地球温暖化についてからでいいから何らかのシステムをその機関に全世界から一任できるような形を作り上げるのもいいかもしれません。もちろん、その組織の人員の選び方について合意できるようなやり方をきちんと行い、不満が出ても調整できるようなあり方も用意しておいてなぜそれが適切なものかを説明することの必要性も担保しておくことが重要かと思います。

 そのような仕組みがうまくいくようなら、他の問題についても同じように作り上げることができるかもしれません。

 いわゆる調整機能のある機関にして行くことが重要かと思います。安全保障理事会のような意見の対立のまま採決するのではなく何が問題かについて根底のズレについて調べ尽くすような機関であるべきかもしれません。