学校の国語の教科書を読んでいて
ほんとうに、いい文章を選んでいるな~って感じます。
大人が読んでも、本当に何かを感じる…そう思います。
中学2年生の教科書に載っている
言葉の力 大岡信氏著
を読んで、改めて感じたことがあります。
内容を要約すると
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筆者が美しい桜色に染まった着物に感動した。
桜の花びらを煮詰めて色を取り出したのだろう…
と筆者は考えたのだが、実はそうではなく
桜の花が咲く直前のころ、
山の桜の皮をもらってきて染めると、
こんなにも素晴らしい色が取り出せることを知る。
花びらのピンクは、幹のピンクであり、
樹皮のピンクであり、樹液のピンクである。
桜は全身で春にピンクに色づいて
花びらは、ほんの尖端だけ姿をだしたものだ。
美しい言葉、正しい言葉も発する人によって感じ方が違う。
それは言葉というものが、口先だけのもの、語彙だけのものでなく
それを発している人間全体が
言葉の1つ1つに反映するからだ。
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たとえ同じことを言ったとしても、
感銘を受ける人と、そうでない人がいます。
結局は、その言葉を発する、人間性に関係するのですね。
何かを伝えようとするとき、
人間としての内面も磨かないといけないのですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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