チョークアートプチアドバイス
「動物を描くコツ…その1」

まずは…
先日 納品させていただいたペット似顔絵
今回はダックスの さくらちゃん🌸

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毎回、ペット似顔絵を描かせていただく時は
飼主さんに「うちの子だ!」
と思ってもらえるよう 気を付けて描いてます。

他人から見たらどの子も似たような
ダックス、チワワ、柴犬…
でも同じダックスでも飼主さんからしてみれば
「うちの子」って感覚があるはず。

その感覚が描き表せるよう、
とにかく いただいた写真を見まくる!
お目々の位置、目尻の下がり具合、お鼻の大きさ
ほっぺの膨らみ、毛のハネ具合…
そして雰囲気。
描き上がってからもしばらくは
近くから、遠くから眺めてみて
もうちょい甘えた目だな…
全体のふっくら感を…
もうちょい凛々しく…

写真のまま、というより
わんちゃんの性格なんかも聞いておくと
イメージに近づけやすいです(*´꒳`*)

とにかく「うちの子」が描けなければ
ペット似顔絵描きます!
と堂々と謳うことが出来ない。
そう思って 動物は練習を重ねて
やっと今年の初め頃から
公に宣伝出来るようになりました。
チョークアート歴11年目にしてやっと。
かなりな臆病もんです(^◇^;)

さて、似るかどうかは別としても、
動物って描くの難しいと思います。
うちの教室では基礎応用コースのあとの
プロ・上級コースでの課題となってて、
一度では描けるわけもないので
とりあえずコース中に2回 入れてあります。
一応 長毛種と短毛種と分けてで2回。

でもね、2回レッスンで描いたからって
それで描けるってわけでもないです。
生き物は難しいし、犬もいれば猫もいるし
もっともっと種類はあります。
全ての種をレッスンで描くわけにも
いかないので、レッスンでは長毛と短毛とで
分けた二種だけですが、
「犬を描く」「猫を描く」
という感覚で描くのではなく、
「骨格を描く」「筋肉を描く」
という捉え方で描きます。
そうすれば種が変わっても見るべきところは
一緒。
どんな動物でも描けるようになれる。

筋肉、骨格を捉えることが出来たらなら
ちゃんと凹凸の感じられる立体のお顔が
描けるようになります。

動物のお顔が 立体感のない
平べったい顔になっちゃう…って人は
骨とお肉に注目して描いてみてくださいね^ - ^
基本は人と一緒です。
自分の顔を触ってみて どこが出てて
どこが凹んでるのか。
眼球の丸みによっての瞼の膨らみ、
目袋、頬骨、エラ…
ワンコの写真を見ながら 自分の顔で
確認してみて下さい。
ワンコやにゃんこを飼ってる人は
迷わず ワンにゃんのお顔を触りまくりましょう。
分かりやすくなりますよ^ - ^

あとはとにかく回数をこなす。
練習あるのみです!
これはどのモチーフ描く時も一緒。
一回では上手くならない。
描けば描くほど上手くなるからね^ - ^


チョークアートプチアドバイス
「動物を描く…その1」は
立体的に描くコツ。でした(*´꒳`*)

次回は その2
毛並みを描く。
をちょこっとアドバイスさせてもらいますね。




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