*2022年木星運行スケジュールからメッセージを読み取る
*「木星魚座期」のその先へ!
2022年木星運行スケジュールからメッセージを読み取る
ではまず先に2022年における木星の運行スケジュールを見ていきます。
前回の記事でもお伝えしたように、昨年・今年と木星は変則的な動きを見せています。
通常木星は1年間1星座に滞在しますが、昨年は水瓶座⇔魚座を、今年は魚座⇔牡羊座を行ったり来たりします。
水瓶座と魚座の共通点は現実世界におけるしがらみからの解放であり、魚座と牡羊座は潜在意識・魂レベルの自分への回帰です。
特に魚座は12星座の1番ラストで、12年かけて全ての星座を巡り、自分の精神的な本質へ辿り着く、いわゆる1つの旅が終わった完成形です。
(ちなみに前回の木星牡羊座入りは2010~11年。その頃のことを思い出すのも◎)
そして自分が純粋に大切にしたい本質・理想を受けて、新たなサイクルをスタートさせるのが【木星牡羊座期】です。
【木星魚座期】にフォーカスした「自分の純粋性」を引き連れてふたたび外へ出ていくとき。ここからまた自分の可能性を拡げる12年の旅が始まっていくのです。
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まず、昨年の【木星魚座期】は5月14日~7月28日の約2ヶ月半続きました。この頃に潜在意識や魂レベルの自分、あるいは過去の出来事と向き合った人もいるんじゃないでしょうか?
そして21年12月29日~22年5月11日の約4ヶ月半は、昨年の【木星魚座期】の続きです。この期間で木星は一気に魚座を駆け抜け、さらに木星と天王星・海王星・冥王星の各アスペクトもこの期間に集中しています。
まず2月18日の「木星×天王星」は新たな可能性の探求と自由への意識を。
次に4月12日の「木星×海王星」は世の中に対する理想や精神性など内面的なものへの意識を。
最後に5月4日の「木星×冥王星」は心の奥底に眠る衝動や信念を解放して拡げることへの意識を。
奇しくも、天王星→海王星→冥王星の順にアスペクトを取るのも、何ともメッセージ性を感じますね!無意識の扉を少しずつ開いていって、最終的には心の核に辿り着き、一気に解放する流れがイメージ出来ます。
(ちなみにこの数日前には新月&日蝕を迎えるので、よりいっそう解放感が強まりますね)
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前回の記事でお伝えしたように【木星魚座期】のテーマは「救済と赦し」そして「創造」でした。
『自分の特性やリズムに合う環境を選択する。そしてそんな自分自身を”赦す”こと。』
これは前回お伝えしたことですが、先程のアスペクトも考慮すると、自分の特性やリズムとは「潜在意識に眠る純粋な自分」とも考えられます。
魚座は過去の救済も表すので「何らかの事情でこれまで否定されていた純粋な自分」とも言い換えられるのではないでしょうか。
世間一般の常識や物質的価値観に決して左右されない「自分の純粋性」。
これと向き合い、心の奥底から救い出してあげること。
これが【木星魚座期】の目指すところなのです。
「木星魚座期」のその先へ!
さてではそんな【救済と赦しの木星魚座期】の先にある【木星牡羊座期】とはどんなものなのでしょうか?
今回は簡単にお伝えしますが、一言でいうならばテーマは「心と現実の統合」です。
【木星魚座期】と同様に【木星牡羊座期】も自分の感情や内面と向きあう傾向ですが、ただ感じて癒すだけではなく、しっかりとその願いを叶えてあげようと行動に移す流れにあるのが特徴的です。
自分の内面と向き合ったときの感動や気付きは、ともすればその場限りになってしまう、フワフワと漂って次の瞬間に消えてしまうような曖昧なものです。
その時の感覚や学びをしっかりと掴んで離さないこと。自分の生活に取り入れていくこと。これがポイントとなります。
あるいは逆もありで、まずは自分がリラックス出来ること、心踊るようなことを試して「楽しい」と感じる時間を増やすこと。
その感覚の奥にフォーカスすることで、自分本来の特性やリズム、世の中に左右されない純粋性を感じることが出来るでしょう。
いずれにしても、内側と外側の両方からアプローチして、自分が心の底から大切にしたい自分を思い出して、現実へと落とし込むこと。これが【木星牡羊座期】のテーマです。
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そして10月28日になると、再び【木星魚座期】へ戻る訳ですが、この段階では自分本来の特性やリズム、純粋性をどのように周囲と共存させていくか?にスポットが当たります。
木星は道徳観を表すため、実はとても倫理的な天体です。ここでは自分の精神性を再確認するときに来ています。
つまり、純粋なありのままの自分や本来の夢・理想に回帰したのは良いけど、それを他の人に押し付けていないか?を【残りの木星魚座期】で見つめ直します。
魚座は一体感を求める星座のため、無意識のうちに皆が同じ方へ向くことを求めます。
もちろん、それによって良い充足感を得られますが、一歩間違えるとただのカルト宗教になる危険性もはらんでいます。
ここで「私の夢や理想は素晴らしいんだから皆理解すべきなのよっ!」のまま【木星牡羊座期】へ進んでしまったら、それはただの牡羊座暴君になってしまいます。
「水瓶座の時代」においてポイントとなる"多様性を生きる"ためにも、この残り少ない【木星魚座期】は実は重要です。
自分の全てを受け止めて赦し、現実世界へ解放して、そしてもう1度「自分の精神性」へと帰る。
私たちは皆「自分らしく生きたい」と願うものですが、同時にそれを人と分かち合うことを願っています。
「自分本来の特性やリズム、純粋性を大事にしたい。そしてそれをどんな風に誰と分かち合っていきたい??」
これら一連の流れが「木星が新たな可能性をもたらす12年のサイクル」へと繋がっていくのです!
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さて今回は2022年全体に渡る木星からのメッセージを駆け足でお伝えしました!
また【木星牡羊座期】については、時期が近くなったらサビアンシンボルも交えて詳しくお伝えしますね。
今回の木星からのメッセージは、先日お伝えした「冬至から見る2022年への布石」とも重なる部分がありますので、良ければ合わせてごらんください😊
ではまた書きますね☆ミ
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