娘との旅行、二日目です。

 

前日は猊鼻渓(げいびけい)に行ったのに続き、

この日は厳美渓(げんびけい)へ。

 

猊鼻渓と厳美渓は 一ノ関をはさんで、

東海道本線の東西にあります。

 

厳美渓は 栗駒山の噴火によって堆積した岩石が、

磐井川の侵食によって形成された渓谷。

全長2キロメートル。

 

一ノ関駅前から バスが出ています。

 

 

猊鼻渓の流れが穏やかなのに対し、

こちらは急流。

奇岩、怪石の間を場所によって

水しぶきをたてて流れています。

 

 

名物「郭公だんご」

川のこちらで かごにお金を入れて、

木槌で板を叩くと するすると籠が回収され、

お茶とだんごを入れて 戻ってきます。

 

かなりの行列になっていましたが、

娘が「やる!」というので、並びました。

 

 

待っている間 あまりの暑さに蒸発するかと思った。

娘は ずっと日焼け止めを塗っていました。

塗っている間は気化熱で涼しいそうです。

 

5分も歩けば 橋を渡り、

対岸にあるお店で 待たずに購入できるのですが、

そういう問題じゃないむかっ

娘が言うので…。

 

 

ようやく手に入りました。500円。

お茶もお団子もとても美味しかった。

 

 

エメラルドグリーンの水。

近くに温泉があるからだそうです。

岩には大きな甌穴があいています。

 

 

 

吊り橋。

高度恐怖症なので 苦手です。

渡りだすと案の定 ひどく揺れます。

 

それでも娘が渡れば ギャーギャー騒ぎながらも

結局は渡り切ったと思うのですが…

 

 

「うるさいから 渡らなくていいよ。

どうせ対岸の道路を元に戻るだけだし えー

 

娘がそういって戻ってきてしまったので、

わたるのをやめてしまいました。

 

「大学時代の友人は 手を引いて渡らせてくれたよ?!」

と 抗議しましたが、

「うち、友人じゃないし。」

とのこと。

 

 

 

 

駅の観光案内所にあったパンフレットをみると
厳美渓から平泉に向かうバスがあるはずなのですが、
売店の人に聞いたところ
コロナで運休になったままになってるそうです。
 
一ノ関行きのバスも1時間後だったので、
タクシーを呼びました。

 

最近は鉄道もバスも 本数が恐ろしく少ないので、

運転ができないと 観光旅行も不便ですよね。

 

 

達谷窟(たっこくのいわや)

801年 坂上田村麻呂が創建。

ただし現在の建物は昭和36年に再建されたもので、

創建時から5代目にあたるそうです。

 

ここも観光したかったのですが、

タクシーに待ってもらうのも また呼ぶのも面倒だったので、

車を道端に止めてもらって、

写真をとるだけにしました。

 

 

 

 

岩面大仏

薄くなってますけど わかりますか?

前九年と後三年の役でなくなった人を供養するために、

源義家が 馬上から彫り付けたといわれているそうです。

高さ16.5m 大きい。

 

 

 

そして 平泉、毛越寺に到着。

 

 

慈覚大師円仁が開山

奥州藤原氏2代基衡と3代秀衡のときに

多くの伽藍が造営され 

当時は中尊寺をしのぐ 規模と華麗さだったそうです。

 

 

今は 大半が焼失しましたが、

大泉が池を中心とする浄土庭園は 

往時の姿を 残しているそうです。

 

 

 

確かに 大きな池で 全体像を写真に収めるのが難しい。

 

 

 

開山堂

慈覚大師をお祀りしているところ

 

 

狂ったように暑いのに、

一部 紅葉が始まっていました。

 

 

 

「あ、カナヘビだ!」

 

突然娘が叫び 這って追いかけ 捕まえました。

 

「可愛い~♪ぷにょぷにょ ラブ

 

まさか26歳になって まだ爬虫類が好きだったとは。

 

 

娘は 平泉 とても気に入ったそうです。

 

「あの辺を探したら 絶対にカエルやへび、トカゲ、

虫もいるよね。

子供のころだったら、

弟と二人で夢中になって捕まえたと思う ラブ

 

 

…実は今でも やりたいと思ってるんじゃないか。

そんな様子でした 爆  笑