文京区 白山神社。

都営三田線「白山」 駅のすぐ横です。

 

 

アジサイの名所なのですが、

行ったのが 6月のはじめなので、

まだ早すぎた。

 

 

天暦2年(948年)に

加賀一の宮 白山神社を勧請したのがはじまり。

当時は 今の本郷一丁目にあったとか。

 

 

 

 

とても小さな神社ですけれど、

アジサイは3000株もあって、

昨日から 紫陽花まつりも始まっているそうです。

来週の日曜まで。

 

 

 

 

 

さて。この日のお目当ては 小石川植物園。

別名 東京大学大学院 理学系研究科付属植物園。

 

 

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平日なのに やたらと人が多かったのは

NHKの朝ドラ 「らんまん」のおかげでしょうね。

私は 見ていないので知りませんが、

友人が面白いよ~と言ってました。

 

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本館には 70万点の植物標本が収納されているそうです。

一般人は立ち入り禁止。

当たり前ですよね。

東京大学の研究施設ですから。

 

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貞享元年(1684)に徳川幕府が設けた

「小石川御薬園」がこの植物園の前身で、

明治10年、東京大学が設立された直後に附属植物園となりました。

日本で一番古い植物園。

 

 

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柴田記念館

 

大正7年 柴田桂太教授が、学士院恩賜賞の賞金を寄付して、

大正8年に建設された、植物園に残っているもっとも古い建物です。

 

生理化学の研究室として使われていましたが、

今は 展示・講演を目的とした部屋に改装されており、

「らんまん」のモデルになった

牧野富太郎の植物がなどが展示されていました。

 

 

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ニュートンのリンゴの木。

万有引力の法則の発見のきっかけになった

あの有名なリンゴの木です。

接ぎ木をして 世界各国の研究機関に贈られているそうです。

 

 

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こっちは メンデルの葡萄。

遺伝学の基礎となった 実験に使われた葡萄の分株。

 

小学生を連れてきて

あのニュートンだよ、メンデルだよと教えたら

東大に入って 研究者になろうと思うかな?

 

 

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温室。

2000種類の植物が展示されているそうな。

 

多肉ちゃんたちも いましたよ~♪

 

 

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これは…桜の木でよかったかな?

ソメイヨシノに見えますよね?

10日近くたっているから 忘れてしまったよ。

 

 

 

シマサルスベリ。

屋久島以南に分布しているらしいですが、

東京でも 元気に育っていますね。

樹皮がつるつるしていて 特殊です。

 

 
 
カリン林。
カリンは中国原産で、江戸時代に渡来した薬用植物だそうです。
徳川幕府の薬園時代から ここで栽培されていました。
 

 

 

このあたりは針葉樹林となってましたが、杉ですね。

いくら植物園といったって、

木を林にして 収集しているの 初めて見ました。

もっといろんな木や林があったけど 省きます。

 

 
 
 
東京大学総合研究博物館 小石川分館

明治9年(1876年)に建設された 旧東京医学校本館で、

東京大学に関係する建造物の中で最古のもの。

 

現在は 建築ミュージアムとして利用されていますが、

休館中でした…ショボーン

 

 

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関東大震災の碑

関東大震災のとき ここが避難所だったらしい。

建物ないから 仮設住宅建てたのかな?

およそ2000人が1年半生活したらしいので、

野宿ってことはないでしょう。

 

 

 

その際 飲用水を提供したのが 

享保7年(1722年)に設立された小石川養生所で

使われていたという この井戸。

 

 

小石川養生所は 小石川薬園の中、
つまり この小石川植物園の中に設立されたそうです。

 

建物の跡らしきものは

どこにもなかったけれど、

 

 

薬園保存園

 

 

往事を記念して、
当時ここで栽培されていた約120種の薬用植物を

ここ 薬園保存園で栽培しているそうです。

 

 

 

花が咲き乱れるような植物園ではないけれど、

広くて 緑が多くて、

天気が良かったので とても気持ちよかったですよ。ニコニコ