[備忘録]
今日は朝からとっても
良いお天気
今日も朝から家事をこなし、
毎週録画している「早く起きた朝は」
を観ながら朝食を食べて、
片付けて、着替えて
11時過ぎに家を出た。
行き先は、新宿アルタ。
ある方と会う為に。
そのある方とは、以前２回ほど
このブログにも書いた、日系カナダ人の
女性Cさんと会う約束をしていました。
初めてお会いしたのは、
去年の11月。
前職の家具の組み立てでCさんの
お宅の家具を私が担当しました。
その時も、色々とお話をして
盛り上がり、別れ際に
お互いの連絡先を交換し
別れました。
Cさんは毎回観光ビザで日本に
来るのでMAX３ヶ月しか滞在できません。
でも、東京に持ち家（マンション）を
買った様です。
時々メールでやりとりをして
いて、会うのは７ヶ月ぶりでした。
12時に約束したのに、
私は10分ほど遅れて到着
Cさんは10分前に到着していました
（約束時間に遅れる日本人って・・・一体。）
「I'm so sorry to late.」
「良いのよ、私このお店をゆっくり
見ていたの。とっても素敵なものが
たくさんで、全部買いたくなっちゃった
」
新宿アルタに入っている、
[standard product]が
お気に召した様で、
私が遅れてきたので、
ショッピングを少し
楽しめたようです。
（良かったわ。てか遅れるなよ）まだ言う。
「どこ行きますか？私は何でも
食べられますよ」
「私も新宿そんな来ないので、
あまり分からないので、適当に
探して良さそうな所行きますか？」
（一応全て英語でお話ししています。本当はたいして
英語は上手くありませんので、あしからず。）
とりあえず、近くのルミネに
入って、７、８Fにあるレストラン街へ。
食べた事が
ないと言うことだったので、
しゃぶしゃぶ食べ放題を
食べる事にしました。
９０分間の食べ放題。
しかし、私たちはほぼ話に
夢中になり、おかわりはほとんど
しませんでした
（食べ放題の意味よ・・・別に良いけど。
お店の人はラッキーな客に
当たったと思ってるわ。）
その代わりにたくさんお話を
する事ができました。
元々はアメリカのシカゴの高校で
美術（写真）の教師をしていた事
教師をしている時にふと手にした、
「日本で仕事をする方法」的な本に
英語の教師として働く人を募集して
いることを知り、
日本に行ってみたいと思い、
たくさんの履歴書を書き日本へ
送って採用が決まったこと。
２１、２歳の時初めての結婚をした事。
夫も一緒に日本に渡り、日本で英語の先生を
していたが、日本人の教え子と恋に落ち
離婚した事。
（その教え子をアメリカに連れ帰り結婚した様です）
その何年か後に、日本でカナダ大使館で
勤務するカナダ人男性と出会いその方と
再婚した事。
日本に10年ほど滞在していたが、
その旦那さんが英語、フランス語、日本語が
ペラペラだったので、ほとんどCさんの
通訳みたいになり日本語を話す機会がなく
日本語が上達しなかった事。
その方の任務が終わりカナダに
戻る事になったが、Cさんは英語圏の
バンクーバーで暮らしたかったが、
旦那さんはフランス語圏に
住みたかったので意見が分かれ
再び離婚する事になった事。
もう、結婚なんてやっかいだ、
男なんていらない、一人で残りの
人生を楽しむんだぁ〜と趣味や旅行を
謳歌する日々。
ふと、60代も半ばに差し掛かった頃、
「あれ？私一人なんだ。なんだか切ないし、
寂しいわ。パートナーが欲しいわ」
そんなことを心に思いながら、
心に秘めながら生活していたこと。
そのすぐ後に、
以前学んでいたフランス語の
スキルが落ちるのが
嫌で、カルチャースクール
みたいな所でフランス語を学ぶ
グループに入ったこと。
そしたら、そこでとある男性と
出会った。
その時、お互いにパートナーが
いるんだろうなぁって友達として、
付き合っていたけど、
お互いシングルだと分かり
デートをするような関係になった
こと。
（まるでティーンエイジャーのような
感覚だったそう）
でも、２回も離婚していて
調停だ、手続きだ、慰謝料やら
弁護士費用やらそういうのが
面倒で、一応婚約をしているが
籍は入れないということ。
その彼に２ヶ月に１回は
会いたいので、日本には
２ヶ月以上は滞在しないということ。
カナダではお互い別々の家に暮らし、
決して一緒には住まないこと。
（彼を好きだけど、一緒には誰とももう住めないわ。
パートナーは欲しいけど、暮らすのは一人が良いの
だそう）
ちなみに車で10分ほど離れた所に
お互い住んでいるそうです。
Cさんのお母様は5年前に亡くなり、
妹さんも何年か前に病気で亡くなっていること。
生前妹さんは、ほとんどお金を使わず、
銀行にお金が貯まって行く一方
だったようで亡くなった後知った、
多額の貯金。
その貯金をCさんが相続し、数年間
使わずにいたのだが、銀行にお金を
眠らせているなんて、
なんだかもったいない。
自分のやりたい事に使おうと、
そのお金を元手に日本のマンションを
購入したこと。
現在98歳になるお父様は
アメリカのシカゴに住んでいて、
未だに車の運転もすること。
Cさんの父方のルーツが実は
私の出身県と同じだったこと。
地元ではとても有名な地主で
広い土地を持っていたこと。
戦後にその土地をみんなに
分割して分け与えたこと。
Cさんがその土地を相続しようと
思ったら手続きがとても大変だと
分かったこと。
（もし、あなた欲しいならあげるわよって、え？正気？）
Cさんが私の母と同じ年齢だったこと。
なんだろう？？
本当色々な事話して下さいました。
ただの作業員だった私。
そして、お客さんだったCさん。
ただのそんな関係だったのに。
なんか、親近感を覚えました。
偶然の出会いなんだけど、
必然の出会いの様な気もする。
なんとも不思議なご縁を頂きました。
全ての出来事に感謝です。
今日もお読み頂きありがとうございました