色んなコンサート経験してきたけど
今回ほど技術面やメンタル面で苦労したコンサートは
初めてかもしれない。
楽譜をもらって譜読みをするにも
いったいどうなってるんだか
わけのわからない変拍子
吹き続けのハイトーン
そしてバテタ頃のSOLO
「これ、ほんとにやるの??」
?をいっぱいつけながらの練習
でもね、今回の客演指揮のヤニック、パジェさん
この人はほんとに素晴らしい指揮者で
とにかく表現することを諦めなかった。
カタコトの日本語とフランス語なまりの英語
なかなか言いたい事が伝わらない中で
彼の中にある音楽をとにかく忍耐強く伝え続けてくれた。
まあ、普通は怒ってもしかたないような場面でも
絶対怒らない
とにかく笑顔、笑顔、笑顔
笑顔だけど自分が欲しい音、表現に関しては
絶対妥協しない。
演奏者も根負けして自分のキャパ以上のものを
気が付いたら引き出されてるみたいな(笑)
今回イベールは1stを吹いたんだけど
さんざん吹いてバテた頃にラッパ1本だけで上のB♭から始まるという
まるで全速力で走ってきて崖から飛び降りるみたいなsoloを経験さてもらえて
ほんとに恐怖との戦い(笑)だった
でもこの曲をかっこよく仕上げるためには
私のsoloがかっこよくビッしっと決まる事は必然なわけで
恐怖だなんだ言ってる場合ではないやないか!!
えらいこっちゃーーーー
あーーなんでジャンケン負けちゃったんだろな
(相棒とこのsoloの押しつけ合いでジャンケンして負けたん(笑)
とか思いつつ
ハイトーンを頭から綺麗に当てるにはどうしたらいいのか
ずっと鳴ならしてても落ちずにバテずに吹くにはどうしたらいいのか
自分なりに必死のぱっちで考えて基礎練習も今までのとガラッと変えて
マウスピースも変えて練習にのぞんだ。
お陰で今までよりは随分と上が鳴るようになった
でもまだ正確さが足りない…ひん
どうしたもんかな…
そう思っていた矢先
自分のタンギングを見直す機会があって、
絶対綺麗なタンギングできるようになったんねんメラメラ
と、友達にkタンギングの練習の仕方教えてもらったり
思考錯誤してるうちに付随して色々良い効果や自分に足りなかった事が
わかって、音の正確さもなんとか整ってきたの、
本番、私の中では90点、でも今までのベストパフォーマンスでした。
ご一緒させていただいたクラりネットの鈴木先生に
「素晴らしかった」って言って頂いた時はウルウルするくらい嬉しかった(*^▽^*)
タンギングについてはまだまだ成長段階なので
毎日訓練して、いつか大好きなviniccioみたいなタンギングができるように
頑張ります
私を成長させてくれた曲、パジェさん、皆さんに心から感謝
ほんとに有難うございましたo(〃^▽^〃)o