疋田一直です。

私は福岡県嘉麻市の山中で生活しながら、武道と整体を通じて、みなさんがより良い人生が送れるよう、お手伝いをしております。

日々の気付きをブログに綴っております。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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昨日は月に一度のBHS療法研究会でした。

午前中には、古流柔術由来の意識と身体動作のワークショップを行いました。

私の考えなのですが、治療だけやっていても実はあまり治療が上手くならないのではないかと思っています。

例えば、私であれば、古流柔術と、それを元にした治療法を並行してやることで、お互いに対比させるということをやってきました。

そのおかげで、自然とお互いの理解が深まるというようなことをやってきたように思います。

私は両方やってきたことで、共通する理を見付けやすかったのだと思います。

元となっているものを見付けやすかったのかなと。

すべてに共通するのが、理です。

対比させることで理が浮かび上がってくる、そういうところがあるのだと思います。

古流柔術は殺法、古流柔術由来の治療法は活法です。

古流柔術は自然の理を基本としています。

自然の理は全てに共通するから、自然の理です。

武道だけではなく、治療だけではなく、ありとあらゆるものに共通しているから理であり、全てに生かすことができます。

そうなってくると、全てのものが稽古の対象となってきます。

いつでもが稽古となり、ありとあらゆるものが対比の対象となります。

それこそ、夕食の用意をしていても、治療の練習、武道の練習となりえるわけです。

私にはいつでも対比させる癖がついています。

共通しているものが、理です。

ただ、対比させるには、自分の中に確たるものさしが必要です。

その確たるものさしとはなんぞやです。

それこそが、身体動作です。

身体の使い方には正しさがあります。

その正しさが揺るぎないものさしとなっていくのです。

人の身体の理の結晶が、古武術です。

古武術は人類の叡智です。