疋田一直です。

私は福岡県嘉麻市の山中で生活しながら、武道と整体を通じて、みなさんがより良い人生が送れるよう、お手伝いをしております。

日々の気付きをブログに綴っております。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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今日は今年初めてのBHS療法研究会の日です。

ご参加されるみなさん、気を付けてお越しくださいませ。

どんな日になるのやら。

さて。

昨日のつづきです。

昨日はホウキの柄のお話を書きました。

今日はリュックのお話です。

人はリュックを背中にからいます。

からうは博多の方言ですね、背負うです。

人はリュックを背負います。

背負った瞬間、無意識に人は前に重心をかけ、倒れないようにバランスを取ります。

しかし、背負ったときにリュックの重みを感じることができれば、後ろに倒れるような重みがあることに気が付きます。

後ろに重いものを載せたのですから、当然です。

この重みを感じることができれば、その重みに従って動くことができるようになります。

人は前に向かって歩いていきますよね。

ですから、実は前に重みがあった方が、前に進みやすいはずなのです。

その重みに従って、前に倒れていけば、つまりは前に進んでいく推進力を得ることができます。

後ろに重みがあれば、その重みは逆にブレーキとして利用しやすいものとなります。

股関節が制限されることなく、足元が見えるほどの荷物であれば、前に背負った方が歩きやすくなるはずです。

昔、振り分け荷物のお話を書いたことがあります。

ぜひ、読んでみてください。

『振り分け荷物』最近、私はリュックを前に背負って歩いてます。たまに人からどうして前にリュックを背負っているんですかと聞かれます。答えは、簡単。そうすると、とても歩きやすいから…

ameblo.jp

なんでこんな風に前後ろに分けて紐で繋げていたのか。

昔の人は当たり前に、この重心を崩して歩くというものをやっていたのだと驚いたものです。

荷物の重みを推進力としていたのだと思います。

じゃないと、このような持ち方はしないでしょう。

現代人はそんな身体の使い方をすべて忘れてしまいました。

自分の身体を必要以上に拘束してしまっているのです。