今、国会で高校無償化が議論されている。
令和2年度より高校に通う誰もが就学支援金がもらえるようになり、私立高に通う人も実質無償で通えるようになった。
ただ、そこには所得制限があり、年収が910万円以上の世帯は支援金が全くもらえなかった。
それを所得制限を無くし、910万円以上の世帯でも支援金をもらえるようにしようという議論だ。
そもそもだが、私は高校無償化自体に反対だ。
高校は義務教育ではないし、誰でもが行く必要のないところだ。
文字通り、高等な教育を行うところであり、勉強したくない人は行かなくてよいところなのだ。
この施策は、収入における教育の格差を無くそうという考えなのだろう。
教育の格差は将来的な年収の差にも繋がるという。
みなに平等な機会をというところだろう。
ただ、私は思うのだ。
教育の格差は親の収入は全く関係ないと。
貧しかろうと、本は読める。
図書館は無償だし、インターネットも無償だ。
今の日本、どんなに貧しい人でもスマホを持っているものだ。
膨大な情報が既に無償であふれているのだ。
勉学を志すものに常に門戸は開かれている。
ただ、親にその頭がないだけだ。
親がそもそも勉学の選択をしていないのだと思う。
その親は勉強しているのだろうか。
カエルの子はカエルだろう。
子は親の姿を見て育つ。
子にその選択肢がないのは親のせいでしかない。
貧しいのは親の頭だ。
問題はそこだ。
無料なら行っとこうみたいな人間もたくさんいる。
高校もみなが行っているから行こうみなたいな人間ばかりだ。
名前を書けば合格するような高校もある。
そんな学校に行って、何の意味があるのだろう。
勉学を志さないのであれば、働けばよい。
三年分の社会経験と技術が身に付く。
高校無償化は、勉学を志さない人間に税金を投入するということでもある。
そんな人間になぜお金を使わないといけないのだろう。
無駄な税金でしかない。
人は手助けをすればするほど、弱い人間となっていく。
補助は中学校までで十分だろう。
子どもたちは、そこまでで自分の将来をある程度考えておかねばダメだ。
もちろん、実際はどうなるかはわからないし、どんどん思い描く将来は変わっていくだろう。
ただ、私たち大人は子どもたちをそういう風に育てていかねばならないと思うのだ。
実際、今、高校までが義務教育のような状態になってしまっている。
だから、中学校卒業の時点でも将来のことを考えない甘々の人間が出来上がってしまうのだ。
大人も子どもも先のことを考えない。
豊かでお金が余っているから、そうなってしまうのかもしれない。
余裕があるからできることだ。
また、無償化によってダメになるのは通う側だけではないと思うのだ。
高校もそうだ。
私立校もダメになるだろう。
補助金のようなものがあれば、どうしても経営が支援金頼みになってくる。
そういう風になってしまえば、質の高い教育は行えなくなってしまう。
そんなものが無くても、人を呼び込む経営でなければならない。
少子化で子どもは少なくなる一方だ。
高校無償化は、そんな中、学力を上げ、世界で戦える人間を増やしたいというところだろうが、とんちんかんな施策でしかないと思う。
私は高校無償化は反対だが、代わりに返済の必要のない奨学金を拡充すべきだと考える。
これは絶対に要る。
支援を受けたいのであれば、テストを受けさせるのだ。
ある一定以上の成績を修めたものだけが、奨学金を勝ち取れる。
そんな仕組みを作った方がよいと思うのだ。
これは勉学だけに限らず、スポーツなども対象となるとよい。
毎年申請し、試験を受ける、そんな仕組みだ。
その仕組みに所得制限は必要はない。
勉強したくないのなら、高校など行く必要はない。
そして、そもそもの話だが、高校も行く必要のある教育をしてもらいたい。
意味のない高校が多すぎる。
意味のない時間でしかない。
一体自分がいくら一時間の授業にお金を支払っているのか、授業料から計算してみるとよいだろう。
その金額に見合う授業料なのか。
その金額に見合う先生なのか。
そんなところを見てみると良い。
小中学校の先生は公務員のようなものだから、ダメな先生だろうと良い先生だろうと同じ給料だ。
とんでもない先生でも、全然働かない先生でもちゃんと給料は出る。
医者もそうだ。
一人の患者さんを診て、同じ対価しか発生しない。
良い先生だろうとダメな先生だろうと、もらえる金額は同じだ。
これだと医者の腕も落ちていくだろう。
公務員や議員もそうだ。
安定は安心安全を生むが、ぬるま湯は腐敗も生む。
90年代、共産主義国家は立ちいかなくなったろう。
手厚い保護を受けているところは、どうしてもダメになっていく。
生きている時間は限られているのだ。
有意義な時間をいかに作るかは、いつでも自分次第なのだ。
人生は勝ち取っていくものだ。
人を堕落させる施策はダメだと思う。
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