ひとつひとつ片付けていく

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携わってきた仕事のひとつに片を付けることができた。

やむを得ない理由でその仕事を降りねばならなくなったのだが、周りの方々に助けていただき、無事にその仕事を引き継いでもらうことができた。

助けていただいた方々には感謝しかない。

引き継ぎも上手くできたと思う。

私は前任者から何の引継ぎもなく、大変苦労したので、後任の人にはそんな思いをしてもらいたくはなかったのだ。

右も左もわからず、今までの自分の経験も何の役にも立たず、大変な仕事だった。

心がへし折れそうなことも何度かあった。

だが、この仕事に携わってよかったと思う。

たくさんの学びがあったからだ。

もう一度その仕事に携わりたいかと言えば、どうだろう。

私は声がかかればまたやると思う。

苦労は、自分の幅を広げてくれる。

まぁ、そんな機会はないだろうが。

ただ、さてこれからという時に、志半ばでその仕事を離れることになってしまったことだけが心残りではある。

私はどこまでやれただろうか。

重荷が減ってうれしさ半分、残念もまた半分だ。

まぁ、何にせよ、すぐに新たな挑戦が始まる。