疋田一直です。
私は福岡県嘉麻市の山中で生活しながら、武道と整体を通じて、みなさんがより良い人生が送れるよう、お手伝いをしております。

日々の気付きをブログに綴っております。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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日曜の午後に時間ができましたので、子どもとともに登山に行ってきました。

飯塚近郊で、往復二、三時間で登れそうな山をピックアップ。

筑豊緑地の近くにある日王山という山にしました。

筑豊緑地からも登れるということでしたが、烏尾峠から登っていくルートにしました。



登山時間は片道1時間弱。

とくにきついということもなく、ちょうどよい登山となりました。



ただ、あまり人が来ないようで、登山道にテープが貼られていなければ、きっと迷ってしまっていたでしょう。

頂上付近は笹の中を藪漕ぎです。

人が来ないということは、自然が残っているということです。

 

山の雰囲気はとても良かったです。

 



頂上からは、福智町が一望できました。



貯水池の横に見えるのは旧金田中学校で、奥の方には、緑の屋根の金田ドームが見えます。

左側の高い山が福智山、右側の三つの山が香春岳です。

香春岳は一の岳、二の岳、三の岳とありますが、一番右の一の岳は採掘によって山が平らになっているのが見て取れます。

どこの山でもそうですが、山は古来信仰の対象であり、後に神さまが祀られているというところばかりです。

日王山もそうです。

かつて、この山頂では、宗像大社の三女神が祀られていました。

日本紀によると、太古の時代、三女神が豊前の宇佐嶋より筑前の宗像へお出ましの折り、道に迷われたそうです。

そのとき、烏の先導で日思山(ひのうざん)へお立寄りになられたそうです。

三女神は、日思山山頂にある方丈の瑞石を天照大神様として、お祭りになられたそうです。

それより以後この山を「日を思う山」として、日思山となったそうです。

烏尾(からすお)という地名もそれが由来となっているようです。

三女神は宗像大社に鎮座する前、また、鞍手の六ケ岳に降臨する前に日王山に立ち寄ったということです。

ちなみに、端石とは、硯として使われる最高級の石のことだそうで、方丈とは、一辺が一丈ほどの四角い建物やスペースを表します。

方丈の端石をとは伝えられていますが、山頂にはそれらしいものは見当たりませんでした。

日思山は、現在では日王山と書きます。

昔は嘉麻郡の一帯を、「日王県」(ひのうあがた)と言ったそうですよ。

また、現在でも「日尾免」(ひのめ)と言う地名が日王山を中心に筑前、豊前の両方に残っているそうです。

山頂にて祀られた神社は、現在、飯塚にある厳島神社に移っています。

厳島神社の相殿に合祀されている牧野神社は、嘉穂の「嘉穂の鎮守神」だそうです。

この辺りもかつて、嘉麻郡であり、嘉穂であったのでしょうね。

こういった土地にまつわる伝承を知るのも、私にとっては山登りの醍醐味なんですよ。

ちょっとした謎解きの気分もあり。

地元をよく知ることもできます。

かつての神々と同じ道を辿り、神々もこの景色を見たんだなんて思うと、なんとも壮大な気分になるもんです。
 

たくさんのキクラゲを見つけましたよ。

 

山の恵みに感謝です。

 

 

 

 

 

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