ふと、ヨガの練習をしているときに感じたことだ
私の動きは基本的には常に中心から動く。
それが真理だと感じているからだ。
真理とは、あらゆるところで当てはまる論理だ。
中心に近いところからの動きが真理であるなら、末端からの動きは真理ではない。
ただ練習では、中心から動く練習、末端から動く練習、両方とも必要だ。
中心からの動きは最終的には末端に伝わり、末端からまた中心へと還る。
だとすれば、どちらの流れも、正しくたどる練習がいる。
ヨガでは呼吸が大事という。
呼吸とは人間が生きている以上、必ず行うものだ。
呼吸は無意識に行われているものであり、意識的にも行うことができる。
人として根源的な動きの一つだ。
人はこの動きを「あえて」意識して練習することができるのだ。
呼吸の動きによって、その力を全身と連動させる。
その正しい流れを習得する。
それがヨガの一つの目的だ。
呼吸と動きは連動していなければならない。
末端からはただただぶつかる。
労力ばかり使い、呼吸の動きは使えてない。
ふと、自分の中心とはと考えた。
中心に近いところから動きが真理とするなら、自分の中心はどこだ。
感情か。
心か。
いや、魂か。
つまりはむき出しの自分で動いていけば、それは自然と調和していくのかもしれない。
相手ともぶつからなくなるのだろう。
素直を超えたところだ。
素直は当たり前のことだ。
ただまず、人は素直ができない。
魂で動いていく。
魂とは何だと聞かれたら、魂としか言いようがない。
魂とはなんだろう。
心ではない。
その根元にある「ある」が魂だと私は感じる。
明日はヨガの講座をやる。
私が伝えるものはそんなものだ。
ただ、これは武道も整体も変わらない。
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